若者が結婚しないのはなぜ?独身の人たちに共通する意外な理由

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若者が結婚しないのはなぜ?

近年、「生涯未婚率が年々上がっている」と話題になっています。

「生涯未婚率」とは、50歳時に未婚の人がどれくらいるかを示す数字です。

2018年に行われた「国立社会保障・人口問題研究所」の発表した統計によると…

生涯未婚率は、男性が23.4パーセント、女性が14.1パーセントとなりました。

これは、かなり深刻な数字です。

24パーセントといえば「約4分の1」ですから、男性の4人に1人は「50歳になっても独身」ということを意味しています。

また、女性も、14パーセントで「約7分の1」、7人に1人です。

いずれにせよ、現代の世の中では、「結婚しない人が確実に増えている」と言って間違いないでしょう。

おそらくあなたの周囲や親戚などでも、適齢期を過ぎているのに結婚しようとしない人が、一人や二人はいるのではないでしょうか。

では、どうしてこのような事態になっているのでしょう。

そこには、意外な理由があります。

今回は、「現代人が結婚しなくなった意外な理由」を教えた、あるツイートについてご紹介していきます。

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なぜ結婚しないのか

人が「結婚しない理由」は、一様ではありません。

経済的な理由や、ただ単に「出会いがない」というケースもあるでしょう。

特に近年は、慢性的なデフレと不景気が進んでいますから、「結婚したくてもお金がない」というケースが多いのも事実です。

しかし、これらは、大昔から「結婚しない理由」として言われてきたもので、特に「意外な理由」ってわけではありません。

しかし、次にご紹介するツイートでは、これまであまり指摘されることがなかった「意外な理由」が、簡潔且つ的確に述べられています。

「結婚しない理由」を的確に伝えたツイート

今回話題になったのは、次のツイートです。

この内容を一言でまとめると、要は…

自分の親が、結婚の理想像を見せてくれなかったから、自分も結婚に対して前向きになれない

ってことです。

これを読んで、おそらく多くの人が、「確かにそうだ」と頷けるのではないでしょうか。

このツイートでは、

夫の愚痴しか言わない嫁を見て育ちました

と言われています。

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これはつまり…

自分の母親が、夫(父親)に対する愚痴や文句をさんざん言い続けてきた

 ↓

どうせ自分が結婚しても、ロクでもない配偶者に悩まされる

 ↓

結婚に対して前向きになれない

というわけです。

結婚しないのは親のせい?

要は、このツイートで言われている「結婚しない理由」は、「親のせい」ってことです。

よくよく考えてみると、これはかなり深い指摘ですよね。

ほとんどの人にとって、両親というのは、最も近い「大人のモデル」です。

もしも、「両親が、理想のカップルである」という家庭で育てば、多くの場合、その子供も結婚に対して前向きになれるものです。

しかし、逆に自分の親がそうした「理想像」を示してくれなかったとしたら…

子供は「結婚なんかしたって何が幸せなのか分からない」ってことになってしまうわけです。

親のせいで結婚しないケースは多い

もちろん、上記でご紹介した、24パーセントにものぼる「生涯独身の男性」の全員が全員、問題のある両親に育てられたわけではないでしょう。

そこには当然、経済的、身体的、様々な理由があるはずです。

しかし、少なくとも、そのご両親が理想的なカップル像を子供に示していれば…

もしかすると、その子供も結婚に対してもう少し前向きになれたかもしれません。

なぜ絶賛された

ここで、今回のツイートが、「なぜここまで絶賛されたのか」を考えてみると…

これはひとえに、この問題が「これまであまり大きな声で言われてこなかった」からではないでしょうか。

そもそも「最近の若者は…」と、若者を批判する人に限って「自分たちの問題」は棚に上げるものです。

例えば、ある評論家の子供が、40歳を過ぎて独身だったとします。

この場合、この評論家は、「社会状況のせい、経済的な問題のせい…」など、理由をつけますよね。

でも、「自分が理想の夫婦像を子供に見せてあげられなかったから」なんてことは間違っても言えません。

やっぱり、親が自分でそれを認めてしまうのは恥ずかしいですからね。

こうした理由から、「上の世代に問題がある」という意見は、これまであまり言われてこなかったものの…

この度のツイートは、それをはっきりと言い切ったことで、多くの人から共感を得られたのだと言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたか。

世の中の、「結婚したくない」と考えている人は、ひょっとしたら、その両親にも多少の原因があるのかもしれません。

そしてこれは、裏を返せば…

もしも自分の子供に「結婚してほしい」と願うなら、まずは自分たち夫婦が、子供にとっての理想の夫婦にならなければならない

ってことになります。

あなたの子供が「結婚を望むか、否か」は、あなたたち夫婦のあり方次第である…と言えそうです。

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