花キャベツ(葉牡丹)は食べられる?花キャベツの育て方など
見た目はキャベツに似ているけどお花のように扱われるキャベツ、それが花キャベツです。
葉牡丹とも言われますね。
キャベツなら当然食べられるし美味しいけど、花キャベツはどうなのでしょう…。
食べられるのでしょうか?
また、もし食べられるならどうやって食べればいいのでしょう?
今日は、花キャベツについて色々まとめました。
花キャベツって何?
花キャベツは別名を葉牡丹と言ってアブラナ科の植物で、キャベツやブロッコリーの仲間です。
2月頃に中心が盛り上がってきて、4月頃にはその先端に花が咲きます。
寒さに強く、色素を持たない品種と色素を持つ品種があります。
寒くなってから葉が出ると、その部分は白やクリーム、紫、赤、桃色に色づき、その外周は緑色のままで色のコントラストが綺麗です。
観賞用として育てている人も多く、また年末頃はお花屋さんの店頭にもよく並びます。
花キャベツはそのまま時が経つと節が伸びて枝のようになり、その先端に花キャベツができて、また違った見た目になりますが、それを好んで育てている人もいたりして色んな楽しみ方ができます。
最近は色んな品種の花キャベツがあって、代表的なものに紅スズメ、白スズメ、紅ハト、白ハト、ツグミなどがあります。
また、葉の部分に特徴があるくじゃく、さんご、かんざし、日の丸などの品種も人気です。
キャベツなのか?花なのか?とちょっと不思議な花キャベツですが、そんな花キャベツにも花言葉があります。
花キャベツの花言葉は以下の通り。
・祝福
・利益
・物事に動じない
・慈愛
・愛を包む
花キャベツの花言葉を知ったうえで育てると、また水の遣り甲斐があるかもしれませんね。
花キャベツは食べられる?!
花キャベツは普通のキャベツのように食べることはできるのでしょうか?
その答えは、食べられないことはないようです。
ある調査によると、意外にも「食べてみたことがある」という答えが多くてちょっとびっくり。
花キャベツの葉は見た目以上に丈夫で硬く、どちらか言うと不味い部類に入り、味もあまり美味しいとは言えないようです。
ちなみに生のまま食べると、ティッシュを食べているような感じとのこと。
それでも葉の部分を炒めたり揚げたりと、火を通すことで少しは美味しく食べられるようになるそうですが、販売されている花キャベツは基本的に観賞用なので農薬が付着していることも十分考えられます。
食べる場合は種から自分で育てたものの方が良いでしょう。
花キャベツの育て方
花キャベツを育てる場合、種はいつ蒔くか…。
それは夏です。
夏に種を蒔き、寒くなってきた頃に葉に色がついて綺麗になります。
冬場は花を咲かせる植物が少ない分、寒さに強い花キャベツは見栄えがしてとても綺麗です。
花キャベツは日向に置くのが良く、北風が直接あたるところや霜が降りるようなところは避けて、雨が直接当たらないところで育てるようにします。
お水は土の表面が乾いたらたっぷりあげます。
肥料は鉢植えの場合は援効性肥料をあげて、10月頃には液体肥料をあげます。
庭植えの場合は援効性肥料をあげて育てるようにします。
綺麗な花キャベツを育てるのに肥料のあげ方はとても重要で、多すぎると色づかずに緑色が多い花キャベツになってしまい、逆に肥料が少なかったり切れたりすると発色が悪くなってしまいます。
もし、花キャベツをもっとたくさん咲かせたいと思うなら、開花してできた新芽をさし芽として育てれば増やすことができます。
どんどん増やして綺麗な花キャベツで玄関先をイッパイにしてみるのも楽しいかもしれません♪
まとめ
玄関先で綺麗に咲く花キャベツを食べてみたことがあるという人は意外にも多いことが分かりました。
そのまま食べても美味しくありませんが、しっかり火を通せばそこそこいけるらしいので、色とりどりの花キャベツの野菜炒めなんかで、食卓を飾るのも悪くないかも?です。
花キャベツを食べるなら、農薬のかかっていない花キャベツを自分で種から育てましょう。
また、花キャベツはさし芽で増やすことができるので、たくさん育てて美味しくいただいてみましょう♪
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