すっごいライスオイルの効果とは?ライスオイルの使い方やレシピ
ライスオイルってなんだかスゴイらしいよ!
以前聞いた友人の言葉に「何とかオイル」にはとことん興味がある私は、さっそくライスオイルに挑戦(笑)
何がスゴイのか、何に使えるのか、はたまた料理もできるのか、etc…
あれこれ調べたのでした。
ライスオイルとは?どんな効果が?
ライスオイルとは米油とも呼ばれ(そのまんまですね…笑)、お米を精米する際にできた「米ぬか」や「米胚芽」に含まれる油分を精製してできた油です。
なんでも、お米1合から、たった2グラムしか取れないということで、なかなか稀少な油なんですね。
さて、そんなライスオイル、まずは含まれる成分からみてみましょうか。
・トコトリエノール
トコトリエノールはいわゆるビタミンの一種で「若返りのビタミン」とも呼ばれています。
ビタミンEに近い存在で、種類としてはビタミンEに包含されますが、その効果は40倍とも60倍ともいわれています。
「若返りのビタミン」なんて何とも魅惑的なフレーズですが、そう呼ばれる理由は、トコトリエノールが強い抗酸化作用をもっているため。
その強い抗酸化作用により、シワ予防、毛穴の開きに効果的とされ、お肌のくすみや黒ずみ改善も期待できることから美白にはもってこいのビタミンなんですね♪
・トコフェノール
トコフェノールも前記トコトリエノール同様ビタミンEの一種です。
こちらも同じく抗酸化作用があるほか、血行促進効果も期待できることから、むくみの改善や肌のハリを保つ働きがあるとされています。
・γオリザノール(ガンマオリザノール)
ガンマオリザノールはポリフェノールの一種です。
ポリフェノールという言葉はよく耳にしますが、実際何なのか説明できる人はそう多くないかもしれませんね。
ポリフェノールは、植物の苦味・渋み、そして色素の成分となっている化合物の総称で、自然界にはなんと5000種類以上ある物質です。
そして、このガンマオリザノールもそのひとつということですね。
お肌の乾燥や肌荒れを防いでくれる働きがあって、多くの化粧品に含まれています。名前こそ馴染みがありませんが、日頃からお世話になっている成分です。
それがこのライスオイルには豊富に含まれているということで、お肌にいいと言うわけなんです。
・リノール酸とオレイン酸
油脂の一種で、高い保湿効果があって、お肌のバリア機能を高めてくれます。
以上が、ライスオイルの主な成分です。
こうしてみると、たしかにスゴイ!って感じがしますよね。
でも使い方は? ってことになりますが、それは次の章で!
ライスオイルはどうやって使うのか?
さて、前章のように、ライスオイルは何やらとても良さそうということはわかりましたが、それなら、その良さそうをタップリ享受するために最適な使用法を知りたいものですよね!
ということで、さっそく使い方をみていきましょう。
・皮脂ケア
皮脂の詰まりが気になる箇所にライスオイルを優しく塗って、ティッシュでそっと拭き取ります。
塗るときは、手や指先に適量(といってもほんのちょっと)とって塗るだけでOK。
・日焼け止め
日に焼けたくないところに塗ると、γオリザノール(ガンマオリザノール)の効果でシミ予防や日焼け対策になります。
塗り方は、皮脂ケア同様に手や指先に適量とって塗るのがいいでしょう。塗りすぎたらティッシュやカット綿で余分を拭き取ります。
・クレンジング
メイクに馴染ませることでメイクを落とすこともできます。使い方は普段のメイク落としと同じ要領でOK。
・マッサージ
マッサージオイルとしても使え、血行促進や肌荒れ、むくみ予防になります。
・美容液
化粧水の後で、ライスオイル1滴を顔に薄ーく伸ばして塗ると、保湿効果が期待できますよ。
・ブースター
洗顔の後、ライスオイルを顔全体に塗ることで肌が柔らかくなり、化粧水の浸透が格段に良くなります。
・ファンデーション
ファンデーションにライスオイルを1滴混ぜて使います。ファンデーションのもちが良くなる他、化粧崩れも防ぐことも。
・ボディーオイル
手の平にライスオイルを数滴落とし、気になる部分に塗り込みます。乾燥肌やむくみ、コリに効果が期待できます。
・爪
爪に塗るとよく浸透してしっとり美しい爪に。爪のトラブルの改善にも効果的。
・バスオイル
お風呂にライスオイルを数滴垂らしてゆっくり入浴。肌の潤いが実感できます♪
・頭皮クレンジング
頭皮にライスオイルを揉み込んで馴染ませます。その後シャンプーやトリートメントをするんですが、そうすることで、頭皮の毛穴の汚れや皮脂がより以上に除去されます。潤ってフケや痒みの予防に効果的。
ライスオイルを使ったレシピ
ここまでは、お肌対策に関する記述が主でしたが、経口で直接摂取したらどうなのか?という疑問もわいてきます。
お米で出来た油なんだから、経口で摂取できないはずもなく、また先述の成分たちが体に悪いはずもありません。
ということで、ここからはライスオイルを使ったレシピをちょっとだけご紹介。
お料理に使っても、普通に美味しく調理できます。
ライスオイルが熱に弱いという話も聞きませんので、優れた成分を直接摂取しちゃいましょう。
・チーズとライスオイルのテーブルパン
【 材料:6個分 】
強力粉:100g
ブラウンシュガー:大さじ1
ぬるま湯:70ml
ライスオイル:小さじ2
塩:小さじ5分の1
ドライイースト:3g
プロセスチーズ:2個
【 作り方 】
ぬるま湯を入れたボールに、ライスオイル、塩、砂糖を入れて混ぜ、ドライイーストを入れて更に混ぜます。
そこに強力粉を半分入れて混ぜ、更に残りの強力粉を入れて軽くまぜて袋に入れ、冷蔵庫で一晩寝かせます。
打ち粉をした板に、ゴムベラで押さえてガス抜きをした生地を6等分して丸めて置き、2次発酵させるために40分程おきます。
生地にハサミで十字の切り込みを入れ、細かく切ったチーズを乗せて、190℃で予熱したオーブンで15分程焼けば出来上がり♪
これ、美味しいです♪
・鶏肉とライスオイルのオーブン焼き
【 材料 】
鶏もも肉:200g
人参:4分の1本
玉ねぎ:半分
塩・コショウ:適量
ライスオイル:3分の1カップ
【 作り方 】
鶏もも肉はフォークで皮目に穴を開け、人参、玉ねぎは薄切りにします。
以上を保存袋に入れて、ライスオイルを入れてマリネにし、冷蔵庫で30分寝かし、これをアルミホイルを敷いた鉄板の上に並べて、200℃のオーブンで30分程焼けば出来上がりです。
皮目がパリッと焼けると、良い仕上がり♪
中はジュワーッとジューシーなはず!
この他にも工夫次第でたくさんのレシピがあります。
料理にも使えるライスオイル、これ1本あれば色々と使い道がありそうですね。
まとめ
ライスオイルは300年以上の歴史があり、江戸時代から伝えられている伝統的な油です。
もちろん昔はカタカナではなく米油でしたけどね(笑)
お肌によし、頭皮によし、はたまたお料理にもよし、となかなか使える油だと思いませんか?
ただ、お値段がサラダ油なんかより高いことと、そこらのスーパーでは恐らく売ってないのが難ですが、もし興味があれば通販でお取り寄せしてみてもいいかもしれませんね!
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