プチ同窓会は60代から?30代40代は無理に出席しなくてもいい理由

公開日:  最終更新日:2017/07/22

プチ同窓会

「30代40代のプチ同窓会は盛り上がらない」ということについては、前回の記事でご紹介しました。

40代になると、プチ同窓会に対して消極的になっている人は意外と多く、行ってもあまり盛り上がらない、ということが往々にしてあります。

「20代の頃は、あんなにプチ同窓会で盛り上がっていたのに…」と、つい昔を懐かしんでしまいますよね。

そこで今回は、なぜ20代で盛り上がっていたプチ同窓会が、30を過ぎると盛り上がらなくなるのか、また、何歳なら盛り上がるのか、ということについてご紹介していきます。

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プチ同窓会には、盛り上がるタイミングがある

プチ同窓会が最も盛り上がる年代は、何歳ごろかご存知でしょうか?

それは、20代前半と、60代以降です。

若ければ盛り上がる

20代前半の頃は、学校を卒業してからまだ年月が経っていませんから、当時の思い出を皆が鮮明に共有しています。

思い出話なども、「ついこないだ…」という感覚で、自然に話すことができるわけです。

キャラにあまり変更がない

また、20代のプチ同窓会は、「思い出が鮮明」という理由以外にも、「現状が予測しやすい」というのも、大きなポイントの1つです。

20代前半であれば、大方の友人は、在学中のキャラとそこまで変化はありません。

ガキ大将っぽかった人、理知的だった人、美少女キャラだった人、…等々、大体の人は、20代も当時のキャラのままで進んでいます。

そのため、参加者同士も、学生当時の感覚のままで出席することができますから、

「予想を裏切られる」
「あっても話題がない」

というようなことが、起こりにくいんです。

30代以降は盛り上がらなくなる

しかし、30代を過ぎた頃から、こうした状況は一変します。

「前回まであんなに盛り上がっていたのに…」

と、びっくりしてしまうほど、30代以降のプチ同窓会は、まったく盛り上がらなくなります。

これは、【 30代40代のプチ同窓会が盛り上がらない理由 】の記事でもご紹介したように、

●地位や収入に差ができてくる
●未婚と既婚の差ができてくる
●見栄を張り合おうとする

…などが原因です。

そして、30代後半、40代前半と年代が進むにつれ、こうした状況はますます顕著になっていきます。

「肩身が狭い」と感じている人は出席しない

30代、40代になると、同窓生の間でも、様々なギャップが生まれてきます。

そのため、「それでもあえて出席したい」と感じる人は、どちらかというと積極的に交流を持ちたいと考えるタイプの人です。

事実、こういう積極的な人たちばかりが集まるため、プチ同窓会の出席メンバーも固定化されていきます。

一方、消極的なタイプの人や、「肩身が狭い」と感じるタイプの人であれば、出席を敬遠しようとします。

あなたは、どちらのタイプでしょうか。

もしもあなたが、「プチ同窓会に出席しても肩身が狭い」と感じているなら、皆の話に入っていくのはなかなか難しいので、出席を見送ることをおすすめします。

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過去を振り返るにはまだ早い

同窓生の間で、地位や収入、既婚・未婚などで溝ができてしまう状態は、50代頃まで続きます。

そのため、30代~50代の同窓会は、「あまり盛り上がらない」「来る人が限られている」「会っても話題がない」という状況になりがちです。

これは一言で言えば、30代40代は、「過去を振り返るにはまだ早い…」ということです。

仕事や育児など、ほとんどの状態が現在進行形です。

そうなると、立場が違う人同士で集まっても、過去を振り返ろうという気にはなりませんよね。

それで、溝が深いままになってしまうんです。

老いれば再び盛り上がる

30代で盛り上がらなくなった同窓会が、再び盛り上がり始めるのは、60代を過ぎてからです。

仕事などを引退して、ようやく自分1人の時間が増え始めた頃、人はようやく昔を懐かしむようになります。

また、60代を過ぎると、既婚者であっても育児からはすでに離れていることが多いですから、既婚・未婚の区別もなくなってきます。

そのため60代以降は、これらのことを気にすることなく、純粋にプチ同窓会を楽しめるようになるんです。

ですので、もしもあなたが今、「プチ同窓会に出席するのは気が進まない」と考えているなら、無理をして出席する必要はありません。

「どうせ60を過ぎたら、みんな楽しく出席するようになる」と考えて、今は見送っておくのがベターです。

突然、旧友からプチ同窓会の連絡が来た時の対処方法については、こちらの記事でもご紹介していますので、参考にしてみてください。

年代ごとの同窓会への姿勢の違い

では、今回ご紹介してきた、年代ごとのプチ同窓会への姿勢の違いを、箇条書きにして見てみましょう。

20代

●学生時代の記憶がまだ鮮明。
●同窓生のキャラに大きな変更がない。

30代~50代

●学生時代の記憶は年々薄れていく。
●同窓生のキャラが大きく変更し、社会的地位や収入、未婚、既婚、子供の学歴など、様々なギャップが生まれる。
●そのギャップは、40代50代と進むにつれ、年々大きくなる。
●過去を振り返るには早すぎる。

60代

●ようやく自分の時間を大事にしようという気が起こり、プチ同窓会に意欲的に取り組みたいと考える人が増えてくる。
●過去を振り返るにふさわしい年代になる。

…というように、プチ同窓会に対する姿勢は、年代によって、大きな違いがあることがわかりますよね。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、30代40代のプチ同窓会が盛り上がらない理由を、20代から振り返って、年代別にご紹介してきました。

このように列挙してみて改めてわかることは…

「40代は、まだ過去を振り返るべきタイミングではない」ということです。

もしもあなたが今、プチ同窓会への出席に対し、少しでも「気が進まない」と感じているなら、当分出席を見送って、60代になってから改めて出席することをおすすめします。

60代を過ぎれば、過去のわだかまりはほとんどなくなって、プチ同窓会を心から楽しむことができますよ!

⇒ アラサーのあなたがプチ同窓会に行かない方がいい3つの理由

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