結婚式は地元と居住地どちらで挙げる?招待客の交通費は全額負担!?

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結婚式を挙げる際、場所はかなり重要なポイントです。

「東京で挙式をするか、それとも、地方の地元で挙式をするか」

というのは、その後のあなたの交友関係にも大きく関わる一大事であると言っても過言ではないからです。

そこで今回は、あなたが結婚式を挙げる際に考えなければならない、挙式の場所や交通費などのポイントについて、ご紹介していきます。

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基本は参加者目線

結婚式の場所決めで、最も必要な視点があります。それは、「どこで挙げるか」の前に…

「誰に来てもらうか」です。

例えば、あなたの地元が仮に九州だとして、九州の地元の友達を結婚式に大勢招待したいとします。

この場合、たとえあなたが現在、東京で勤務していたとしても、東京で結婚式を挙げるべきではありません。

理由は、地元九州の友達が東京を訪れるには(どちらが負担するにせよ)決して安くない交通費がかかるからです。

招待客の大多数が住んでいる所がベスト

もしも、「東京で挙式をする」という場合は、式に招待するのは、東京の友人や職場の同僚などをメインにして、「地元の友達はごく一部」という状態が理想です。

また、これとは逆に地元で挙式をする、というパターンも同様です。

先程の九州の例であれば、「九州で挙式をしたい」と考えているなら、出席者の大半は地元九州の友達にして、東京在住の友人は全体の1割か2割程度にとどめておくのがベターです。

まとめると、

●出席者に東京在住者が多いなら東京で挙式
●出席者に地元の友人が多いなら地元で挙式

これが、挙式の場所を考えるときの、最も重要なポイントになります。

遠方の挙式は、招待客が不満を抱く

実際、遠方での結婚式に招待されると、「なぜわざわざ何時間もかけて出席しなくちゃならないの?」という不満が、どうしても残ってしまうものです。

ネット上で紹介されている、実際の不満の声をみてみましょう。

●遠方の結婚式は、正直言って迷惑
●交通費が出るならまだしも、自腹を切ってまで行きたくない
●「お祝い事なんだから当然来てくれるよね」というのが見え透いて不快

…とまあ、こんな具合です。

こんなこと、もちろん新郎新婦に関しては言えません。

でも、遠方の結婚式に招待された人は、少なからず、こういう思いを抱いているということを知っておく必要があります。

せっかく祝福をしてもらうために式に招待するのに、こんな不満を残してしまっては、お互い気分が良くありませんよね。

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ですので、「結婚式の場所」というのは、本当に重要なんです。

交通費は新郎新婦が負担するのが原則

原則としては、遠隔地に住む人たちの参加のための交通費は、すべて新郎新婦が負担しなければなりません。

「結婚式に、自腹では来てくれないの?祝福してくれると思ったのに…」

というのは、あくまでも新郎新婦側の主観に過ぎません。

また、こうした自己中心的な態度の新郎新婦は、周囲から「ウェディングハイ」と呼ばれる恐れがあります。

これについては、【 ウェディングハイとはどういう意味?】の記事でも詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

交通費は一律ではない

また、交通費は、「招待客全員で一律同額」というわけにはいきません。

招待客の居住地が遠ければ遠いほど、その分の交通費を負担しなければならないんです。

例えば、中部地方から東京へ出席してくれる招待客に対し、交通費として1万円を支給するなら、九州から来てくれる友人には最低2万円は支給しなければならない、ということです。

こうなると、「結婚式は場所がいかに重要か」ということが、お分かりいただけるのではないでしょうか。

招待客の交通費を全額支給する覚悟が必要

「祝福はしてあげたいけれど、自腹を切ってまで参加するのは無理」というのが、やはり一般的な心情です。

「祝福」という精神的なことと、「交通費」という現実的なことは、切り分けて考えなければなりません。

もしもあなたが、東京で挙式をしようとしていて、「地元の友達も大勢招待したい」と考えているなら…

彼らの地元から東京までの交通費を、全て負担するだけの「覚悟」がなければならない、ということなんです。

まとめ

いかがでしたか。

今回の内容まとめると、

●招待客の交通費は、全て新郎新婦が負担しなければならない
●交通費は、北陸なら北陸、九州なら九州、というように、招待客の居住地に合わせて全額負担する
●遠方の結婚式は、新郎新婦の負担もさることながら、招待客にとっても大きな負担になる
●そのため、結婚式の開催地は、できるだけ招待客が集まりやすい場所を選ぶ

…などのポイントについて、ご紹介してきました。

大切なことは、「結婚式を祝福したい」という気持ちと、「交通費がかかる」という気持ちは、全く別のものである、ということです。

これは、友情とはまた違った次元の話ですから、「交通費がかかるから、出席できない」という友達を、責めことはできないのです。

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