結婚式披露宴で恥をかかないマナーと男性の服装&女性の服装

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結婚式披露宴

ジューンブライドという言葉がありますよね?
6月に結婚すると生涯幸せな結婚生活が送れるという言い伝え。

では6月が最も結婚式が多いのかといえばそうでもありません。
結婚式が最も多いのは5月、次に4月、次いで10月、11月という順で、6月は5番目。

イメージ通りではないようです。

やはり気候の良い春、そして秋という感じでしょうか…。
6月は梅雨のイメージですからね。

さて、ジューンブライドは置いておいて、結婚式や披露宴にお呼ばれして、マナーが分からず戸惑ったり恥をかくのは嫌ですよね?
ここではそんな結婚式・披露宴のマナーとふさわしい服装を男女別に解説します。

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結婚式や披露宴に呼ばれて恥をかかないマナー

兄弟姉妹や親戚、大切な友人の結婚式・披露宴にお呼ばれすれば、よほどのことがない限り出席するものです。
とはいえ、結婚式・披露宴に出慣れていて、マナーも要領も心得ている人はいいのですが、出席経験が無いとか浅い人は、新郎新婦以上に緊張したりします。

ここでは一般的な結婚式・披露宴のマナーを記しますから、その上で当日に慌てないようにタイムスケジュールに沿った簡単な心得を押えておきましょう。

【 招待状が届いたら 】

結婚式・披露宴の招待状を頂戴したら、可能な限り早めに「出欠」の返事を出します。
忙しくても後回しにせず、遅くとも2~3日以内には返信するようにしてください。

仮に予め電話で打診されていても、招待状を受取ったら必ず出欠を記して返信します。
電話で「出席を伝えたから大丈夫」なんていうのはマナー違反。
またメールで予め打診された場合も、電話同様、招待状は必ず返信します。

親しい人・大事な人への祝福の気持ちを表すには、まず届いた招待状になるべく早く出席と記して返信することです。
少しでも早い返信は「新しい人生のスタート」を切るお二人の祝福につながるでしょう。

自分の立場に置き換えてみるとよく分かるのですが、直ぐに返事がくると嬉しいものです
遅くても2~3日以内には返信するようにしてください。

返事が遅れると、お料理や引き出物の準備、席次表の作成などといった事務処理にも支障を来し、先方に迷惑がかかることがあります。
出欠の返事は出席者を把握するうえで大事なリストになりますから、そのためにも返事は極力早めに出すように心掛けてください。

では、出席できるかどうかはっきりしない場合はどうすればいいのでしょう?

その場合は、さしあたり電話を入れてその旨を伝えます。
「まだ分からないから後にしよう」とか「返信しなけりゅ欠席と思うだろう」などというのはマナー違反です。
招待状が届いてから概ね1週間以内に決めることができなかったら、残念ですがお断りしましょう。
新郎新婦にとってもその方が親切というものです。
なぜなら代わりに誰か呼ぶかもしれませんからね。

また、欠席の返事はあまり急いで出すのは控えましょう。
出席できるか分からない場合と同じように概ね1週間ほど経った頃がいいかもしれません。
出席の返事なら早い方が受取った方は嬉しいものですが、欠席の返事があまりに早いと、何だか結婚式に水を差されたようでがっかりするものです。

【 お祝いの準備 】

お祝いの品物は式の1週間前までに持参しましょう。
現金なら事前にお渡ししても当日でもかまいません。

祝儀袋をあらかじめ用意しておき、お札も新札(ピン札)を用意します。
決して折り目のついた使い古されたお札は使用しないように注意してください。

【スピーチを頼まれたら 】

セミナー慣れしているとか、教鞭をとっているとか、そういう人でもなければ、誰もが大勢の前で話すのは緊張するし苦手です。
でも、新郎もしくは新婦が「あなた」に頼んでいるのだから、断るわけにもいきませんし、また引き受けるのがマナーというもの。

自信なんて全然なくても、新朗新婦へのお祝いの気持ちを言葉にするつもりで、ここは腹をくくって引き受けましょう。
事前に原稿を用意して、予め読む練習をしておけばなんとかなるものです。
上手く話そうなどと考えず、下手でもいいので心温まるスピーチを心掛けましょう。

また、スピーチを頼まれたら、出席者の顔ぶれをそれとなく確認したいものです。
あなたが新郎か新婦の友人で、他にも友人の出席者が多い場合は、他の出席者のスピーチと話がかぶる可能性もあるので、あなたしか知らないエピソードなどを盛り込むといいでしょう。
もしも友人の出席者が少ない場合は、あなたから見た本人の人柄などを柱に話すのがいいと思います。

スピーチの内容を考える際、最初に何から切り出そうか迷うものです。
そんな時は、新郎新婦との「接点」を考えてみるとその先スムースに原稿が書けたりします。
もちろん新郎もしくは新婦との間柄、たとえば会社の同僚や先輩・後輩なのか、学生時代からの友人なのか、幼馴染なのか、etc… でスピーチの内容は変わるでしょうが、いずれの場合も「接点」を中心に考えていけば話を組み立てやすくなります。

また、欲張ってあれもこれもとたくさんの内容を盛り込もうとするのはよくありません。
話がとりとめないものとなり、時間も長くなれば聞き手も飽きてきます。

一般的にこういったスピーチは3分位が好ましく、また何より、出席者は新郎新婦を祝福しに来てるのだからあなたに特に興味はありません。
とにかく題材は絞ってスピーチを構成しましょう。
例えば、新郎新婦の学生時代のエピソードや人柄、あるいは家族さえ知らないことなどを盛り込めば意外と早くスピーチの骨子が決まります。

スピーチに関する記述の最後に、一般的なスピーチの進め方を記しましょう。
進行的には「最初の挨拶」「核となる話」「終わりの挨拶」です。

それぞれ見ていきます。

・最初の挨拶

最初の挨拶は型どおりというか、以下のような感じで十分です。
適宜アレンジして挨拶とすればよいでしょう。

「新郎新婦、ならびにご両家、ご親族の皆様、本日は誠におめでとうございます。
 新郎○○君の友人(上司や同僚)として、僭越ながら一言ご挨拶させていただきます。」

・核となる話

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ここは作った原稿を元に話すメインの部分となります。
自分との出会いや接点、付き合い、相手の人柄やエピソードなどを話すといいでしょう。

ただ、笑いをとろうとして下品な話や言葉使い、過度の冗談はNGです。
また、新郎(新婦)の異性関係の暴露話なども同じくNG。
更に、政治や宗教の話もダメだし、会社の宣伝や、あろうかとか自分の自慢話などはもってのほかです。

・終わりの挨拶

「以上をもちましてご挨拶とさせていただきます。
 二人で力を合わせ、明るいご家庭を築かれますことを願っております。
 改めまして本日はおめでとうございます。どうぞお幸せに。」

【 余興を頼まれたら 】

余興は、出席者全員が楽しめる、あたたかくて微笑ましいものを用意しましょう。
とかく面白くなくて堅苦しいスピーチに花を添えるようなものがいいですね。
芸人ではないので、特別素晴らしい芸を披露する必要はありません。
箸休めみたいなものと心得て、イケてなくても心がこもっていればそれで十分です。
ただ、気をつけたいのは、出席者そっちのけで一人で盛り上がってしまうことです。
座がしらけているのに皆の面前で一人盛上がりしているのはみっともないですからね。

また、もしもどうしてもできないなら、早めに辞退するようにしましょう。
ぎりぎりで断ると相手も段取りに困り迷惑をかけてしまうことになりかねません。

結婚式や披露宴にふさわしい男性の服装

まず、洋装の正礼装と和服は割愛します。

ほとんどの結婚式で、男性の8割は黒無地のブラックスーツを着用しています。
昼夜兼用で、慶事にも弔辞にも着用できるいわゆる礼服ですね。
今どきは式によっては奇をてらった服装もアリだったりしますが、この礼服(略礼装)で式に臨めば、ごく自然にその場に溶け込めるので無難でしょう。

また、ネクタイは、昔は白と相場が決まっていましたが、最近はそうでもなくなっています。
とは言え、あまり派手でも行けませんので、白やシルバーグレーなどシックな色合いに、ストライプの柄がうっすら入っているようなものがよいでしょう。

ブラックスーツは社会人になればほとんどの人が1着は持っているし、もしお持ちでないならこの機会に購入してもいいと思います。
年齢や地位にもよりますが、よほど格式の高い結婚式以外は、このブラックスーツを着用することで特に問題ないでしょう。

ただ、新郎新婦の上司として出席する場合はその立場によりちょっと違ってきます。
社長や、部長といった要職に就いていて、主賓として出席する場合は、立場上、やはりきちんと正装に身を包む必要が生じることもあるでしょう。
また、直属の上司としてスピーチを頼まれた時などは、黒のスーツの準礼装、それ以外ならダークスーツでも大丈夫です。

また、もしも「平服」でと言われたら、濃紺やこげ茶、チャコールグレーなどの無地のダークスーツが基本です。
ポケットチーフやカフスなど、ちょっとした小物でおしゃれを演出しましょう。
二次会などカジュアルなパーティーなら、明るめの色のネクタイにしてみるのも洒落てていいと思います。

結婚式や披露宴にふさわしい女性の服装

女性の場合は男性の場合とちょっと違って気をつけるべき点がいくつかあります。

まず昼の装いと夜の装いは違います。

昼は、ノースリーブとか肌を露出するドレスはあまりお勧めできません。
もちろん胸元や背中が空いたものも避けるべきです。
もしどうしても露出が多いものを着用するなら、スカーフやショールで肌を隠します。

それと透ける素材は避けた方が無難です。
また、光る素材もやめた方がいいでしょう。
アクセサリーも昼間は光物はつけないのが原則です。

逆に夜なら、胸元や背中が大きく開いた袖なしロング丈みたいなゴージャスなものでも可です。
素材的にもサテンなど光るものでも問題ありません。
アクセサリーも、宝石など光る素材でOK。

ただ、昼夜を問わず、主役は新婦だということを忘れずに、新婦より目立つものは控えるべきでしょう。
そういった観点からも着るものは「白」や「オフホワイト」はやめておいた方が無難です。

ではブラックはどうなの?となりますが、黒の場合、清楚に決めすぎると一歩間違えばイメージが喪服になるので注意が必要です。
そこで、ブラックを着用するなら持ち物や小物でアクセントをつけます。

ブラックのいいところは、装飾品を多少派手にしてもシックさを失わないことです。
そこでアクセントにラメ入りのバックを持つとか、真っ赤なヒールを履いてみるとか、そういったちょっとした冒険も悪くありません。
また、コサージュを思いっきり派手にしてみるのも素敵ですね♪

「真っ赤なヒール」と、靴の話が出たところで、履物にも触れておきましょう。

基本はあくまでプレーンなパンプスですが、最近は披露宴によってはサンダルやミュールもNGとまでは言えなくなってきています。
おまけに最近は若い人だと素足の人さえちらほら…。
しかし格式のある場所での披露宴では、やはり素足は避けたほうが無難でしょう。

また、時代が変わってもオーソドックスなスタイルはどんな場でも浮かなくて安心できます。
基本はあくまでパンプスですから、よほどでない限りサンダルやミュールはやめておいた方が無難だとは思います。

さて、最後にバックにも触れておきましょう。

落ち着いた革製のフォーマルなバックが定番です。
とは言え、それとは対極的なガラスビーズやスパンコールなど光物で華やかさを取り入れたバックもまた良しです。
この辺は当日のお召し物との相談ということになります。

ただ、時々勘違いしている人がいるのですが、ブランド物のバックだと高級品だからどんなデザインでもいいと、カジュアルな街歩き用のバックで登場する人がいます。
いくら高級なブランド物でも、カジュアルなものは礼装には合いません。
この辺はぜひ気をつけてください。
またトートバックのような布製のものや、ビニール素材のものもカジュアルすぎてNGです。
大きさもあまり大きくないものを選び、へび革など爬虫類系もやめておくのが無難です。

まとめ

以上、結婚式のマナーと恥をかかない服装をご紹介してきました。

本当は男女別、ケース別(友人とか会社の人とか)でご紹介すればよかったな… と今になって思っています。
そうすればもっと簡潔に、且つ掘り下げてご紹介できたかもしれません。
でも、その辺はまたいつか機会をみて改めて解説したいと思います。

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