自己愛性人格障害かも… 彼氏/友人が自信過剰で他人を見下す?

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自己愛性人格障害かも

「自己愛性人格障害(パーソナリティ障害)」という言葉をご存知でしょうか。

近年、インターネットを中心に急速に広まった言葉で、その後、「実は私の家族も自己愛性人格障害だった!」という人が増え続けています。

今回は、自己愛性人格障害(パーソナリティ障害)の人たちに共通する7つの特徴と、その対処方法について、ご紹介していきます。

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1:根拠のない自信に満ち溢れている

自己愛性人格障害の人は、自分のことを、何の欠点もないパーフェクトな人間だと考えています。

そのため、「自分は天才だ」「自分は必ず成功する」というような、根拠のない自信に満ち溢れています。

…と、これだけを聞くと、「自信はあったほうがいいんじゃないの? 成功者と呼ばれる人たちも、根拠のない自信に満ち溢れているんじゃないの?」と考えるかもしれません。

確かに、その通りです。

しかし、自己愛性人格障害の人は、「根拠のない自信」とは裏腹に、次にご紹介する「精神的にもろい」という特徴があるんです。

2:精神的にもろい

自己愛性人格障害の人は、このような自信満々な態度とは対照的に、精神的に非常にもろくて弱い、という一面があります。

つまり、他人から指摘されたり、批判や非難をされたりすると、極端に落ち込んでしまうんです。

簡単に言うと、「俺は天才だと思っていたのに…」という心理です。

これがあるために、自己愛性人格障害の人は、その天才肌のような外見がありながら、「すぐに落ち込んでしまうため、なかなか成功できない」という一面があるんです。

そして、この落ち込みが度を過ぎてしまうと、うつ状態に陥ることもあります。

3:指摘する人を遠ざけ、話を聞かない

前項の「落ち込みやすい」という特徴に関連して、自己愛性人格障害の人は、自分が「落ち込みやすい性格である」ということを熟知しています。

そのため、批判や指摘をする人を周囲から遠ざけようとします。

これはつまり、「指摘されて落ち込むぐらいなら、指摘するような人間とは、始めから関わらない」という心理です。

このようにして、自己愛性人格障害の人は、ますます自分の殻に閉じこもってしまうんです。

4:他者を見下そうとする

自己愛性人格障害の人は、自分に対する絶対の自信を持っています。そして、それと同時に、自分以外の他者を見下そうとします。

これは、自己愛性人格障害の、最も屈折した心理の1つです。

つまり、「自分は天才だから、自分以外の人間がバカに見えて仕方がない」ということです。

「自分より優れた人間を認めたくない」

 ↓

「欠点を無理やり探して見下そうとする」

 ↓

「自分以外の人間を見下すことで、自分の優位を保とうとする」

という、非常に屈折した心理の流れになります。

これではやはり、「病んでいる」と言わざるを得ませんよね。

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5:他人に関心がないため、友人が少ない

自己愛性人格障害の人は、自分が一番だと思っていますので、基本的には他人に対してあまり関心がありません。

そのため、心を開いて話せる友人がいないんです。

また、「見下している」という態度が往々にして相手にも伝わるため、周囲の人は離れていきます。

と、このように聞くと、「え、じゃあ、その人と付き合っている私は一体何なの?」って思いますよね。

それは、次の項で、ご紹介します。

6:自分を褒めてくれる人間しか周囲に置かない

あなたはひょっとして、こんなにも尊大な性格をしている彼氏または友人を、時折賞賛するような発言をしていないでしょうか。

「あなたって本当に凄いね」
「あなたはいつかきっと成功するよ」

のような褒め言葉です。

常に賞賛を求めている

自己愛性人格障害の人は、基本的に、自分を褒めてくれる人としか付き合おうとしません。

そのため、その人にとっての友好関係を一言で言えば…

●褒めてくれる人→いい人、友達、恋人
●褒めてくれない人→他人、無関係、見下す

という、かなり極端な人間関係になっているんです。

7:簡単に人間関係を切ることができる

これまでご紹介してきましたように、自己愛性人格障害の人は、人間関係が両極端です。

それは、「自分を褒めるか褒めないか」「自分にとってメリットがあるかないか」という基準でしか他人を見ていないからです。

そのため、「この人間は自分にメリットがない」と判断したら、簡単に関係を断ち切ってしまえる「冷酷さ」を持っています。

関係を続ける方法と、距離を置く方法

もしもあなたが、自己愛性人格障害の彼と、今後も関係を保ちたいなら、彼を褒め続けることです。

常に人からの賞賛を求める彼にとって、「褒め続ける人」を、ずっとそばに置いておきたいからです。

しかし反対に、もしも彼と早く関係を断ち切りたいと思っているなら…

彼に対して一切の賞賛を辞やめて、彼の間違いを指摘し、「メリットがない」と思ってもらうことです。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、自己愛性人格障害(パーソナリティ障害)の人に共通する、7つの特徴をご紹介してきました。

1.
根拠のない自信に満ち溢れている

2.
精神的にもろく、傷つきやすい

3.
指摘する人を遠ざけ、話を聞かない

4.
他者を見下して、自分の優位を保とうとする

5.
他人に関心がないため、友人が少ない

6.
自分を褒めてくれる人間しか周囲に置かない

7.
簡単に人間関係を切ることができる

…以上の7項目になります。

もしもあなたの彼氏や友人が、これらの項目に、半分以上当てはまっているなら、自己愛性人格障害(パーソナリティ障害)である可能性が極めて高いです。

おそらく… 周囲の人たちは、彼と距離を置き、少しずつ離れていっているのではないでしょうか。

あなた自身も、今後も彼との関係を維持するか、あるいは距離を置くか、一度冷静になって考えてみることをおすすめします!

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