七五三の写真、これなら孫に興味がない祖父母でも喜ぶ3つの方法
七五三の写真って、撮影代や写真のプレゼントなどを含めると、本当に「高い!」って思いますよね。
台紙入り、アルバム、貸衣装… 等々、
これでさらに写真を両家の親へプレゼントしてしまうと、写真だけで数万円が飛んでいってしまうことになります。
しかし一方で、近年は「孫にあまり興味がない」という祖父母も増えていて、こうなると「一体何のために、数万円もかけて写真をプレゼントしたのか…」と、残念な気持ちになってしまいますよね。
そこで今回は、あなたの子供の七五三の写真を「台紙入りなどの高価なプレゼントにする必要がない」と言える理由と、効果的なプレゼントの方法についてご紹介していきます!
孫に興味がないシニア夫婦が増えている
「孫と両親」などで検索すると、意外にも「孫にほとんど興味がない」というシニア世代が多いことに驚かされますよね。
ひょっとして、あなたの家庭もそんな感じじゃないでしょうか。
「祖父母は孫をかわいがるもの」「孫用のプレゼント」「孫用のイベント」…などのネット記事はすべて、「そうあるべき」という価値観に基づいて書かれたものに過ぎません。
しかし、実際のところは…
「孫にあまり関心がない。孫にほとんど会いに来たことがない」という祖父母が意外に多い… というのが実態なんです。
なぜ孫に興味がないの?
孫に感心を示さないシニア世代が増えたことには、いくつか理由が考えられます。
●社会の不景気などで、息子夫婦・娘夫婦が経済的に両親に依存しているため、孫の世話がシニア夫婦の負担になっていること。
●昔に比べて、シニア向けの趣味や娯楽が増えたことで、孫と無理に遊ばなくても十分楽しめること。
…等々が、理由として挙げられます。
このため、七五三とは言え、「孫の七五三だからって、別に…」という、冷めた目で七五三を捉えているシニア夫婦が増えてきている… ということなんです。
ここで、今回のテーマ「七五三の写真」です。
わざわざ台紙入りにして、しかも、わざわざ両親と義両親にもワンセットずつ作ってプレゼントして、七五三の写真のために何万円もつぎ込んだにも関わらず…
「大して喜ばれない」なんてことになってしまったら、目も当てられないですよね。
また、「孫に興味がない」というポイント以外にも、「大きな写真」には、致命的なデメリットがあります。
大きな写真のプレゼントは不要だといえる理由
今回の、「四つ切りの台紙入り写真のプレゼント」というテーマを考えるにあたって、最も重要な点は…
「受け取る側の家庭に、十分なスペースがあるかどうか」という点です。
四つ切りの写真って、意外と場所を取るんですよね。
特に、夫婦で小さな家に細々と暮らしている… というケースだと、「飾る場所がない」ということにってしまうんです。
壁にかけるのもひと苦労
「だったら、高いところに掲げておけばいいんじゃないの?」というのは、あくまでも「若い人」の発想です。
シニア夫婦にとっては、高いところに写真を掲げるだけでも大変な作業なんです。
こうなると結果的に、「何万円もかけて作った台紙入りの七五三写真が、封も開けられずに放置される…」という残念な状態になってしまうんです。
効果的な写真のプレゼント方法は?
以上を踏まえると、「台紙入り以外で、写真をプレゼントする方法」を考えた方が、よっぽど合理的だと思いませんか?
小さな写真ならスペースも取らず、なおかつ、あなたの予算へのダメージも大幅に軽減することができます。
そこで次に、両親・義両親への効果的で経済的な「3つのプレゼント方法」をご紹介していきます。
1.マグネット
シニア夫婦に一番喜ばれるのは、意外にも、「マグネットの写真」なんです。
まず、マグネットには、「置き場所」というものが必要ありません。
冷蔵庫の壁に貼っておくだけで、写真を「飾る」ことができます。
また、冷蔵庫というのは毎日必ず開ける場所ですから、両親・義両親にとっては、頻繁に孫の写真を見ることができます。
…というか、逆に言えば、生活スタイルがシンプルなシニア夫婦にとっては、毎日目に入るものって「冷蔵庫とテレビ」だけなんですよね。
こうなると、応接間などに仰々しく飾る四つ切りの写真よりも、冷蔵庫に貼ってあるマグネット製の孫の写真の方が「よっぽど嬉しい…」ってことになるんです。
2.小サイズのフォトアルバム
シニア夫婦にとっては、重くて大きなハードカバーのアルバムよりも、小さいミニアルバムの方が喜ばれます。
A5やB4サイズなら、テレビの上や冷蔵庫の上に置いて置けますし、見たいときにサッと手にとって見ることができます。
また、前項と同様、小サイズのフォトアルバムなら、追加のお金はほとんどかかりませんから、予算的にも好都合ですよね。
3.いっそのことスナップ写真をそのまま渡す
また、「両親・義両親の家に、前回渡したアルバムが、まだ余裕がある」という場合は、スナップ写真をそのまま渡すのも「あり」です。
お食い初めや百日祝いなどで、すでに両親・義両親へアルバムをプレゼントしているなら、「そのアルバムに入れておいてね」と言って、写真のままでプレゼントしましょう。
シニア夫婦にしてみれば、写真を1枚1枚アルバムに挿入していく作業というのは、意外と楽しいものです。
ですのであなたも、「写真のまま裸で渡すなんて失礼かしら…」なんて、考える必要はないんです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、両親・義両親に対して、「七五三の写真を四つ切りの台紙入りにしてプレゼントする必要はない」と言える理由として…
●孫に関心がないシニア夫婦が増えている
●大きな写真を飾る場所がない
●写真を壁にかけるだけでもシニア夫婦にとっては重労働である
の3つの理由についてご紹介してきました。
ですので、七五三写真の効果的なプレゼント方法としては…
●写真をマグネットにする
●ミニアルバムで渡す
●写真をそのまま渡す
などの方法が、おすすめです。
お金もかかりませんし、逆に四つ切りよりもよっぽど喜ばれる可能性が大です。
「今年の七五三の写真は、マグネットのほうが良いよね?」と、あなたの親にもそれとなく聞いてみましょう!
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