唾液を増やせば口臭は治る!夫の口臭を劇的に改善できる4つの方法
「夫の口が臭い!」と悩んでいませんか。
夫の口が臭いあまり、妻であるあなたまで夫を避けるようになると、夫婦関係はもとより、家族の関係もギクシャクしてしまいますよね。
口臭の原因は様々ですが、最大級に影響しているのは「唾液」です。
実は、口臭のほとんどは、唾液の分泌量の少なさが引き起こし、この「唾液の量」が適正であれば、口臭は改善可能なんです。
そこで今回は、唾液と口臭がどのように関わり合っているのか、そして、唾液の改善によって、口臭を抜本的に解決する4つの方法についてご紹介していきます!
口臭の最大の原因は唾液
一般の人は、普段の生活の中で、「唾液」というものをあまり意識しませんよね。
なぜなら、ほとんどの人にとって「唾液」は、特に意識をしなくても勝手に分泌されるものだからです。
でも、「口が臭い人」の多くはそうではありません。
唾液がほとんど分泌されず、口の中がいつもカラカラの状態で、口から異臭を放っている…
というケースが多いんです。
あなたの夫も、ひょっとしたら、「唾液が少ない体質」なのかもしれません。
つまり、
「唾液が量が少ないのが原因で、口が臭くなっている…」
そういった可能性が否定できないんです。
では、なぜ唾液が少ないと、口が臭くなるのか… その理由を見ていきましょう。
唾液の効能
普段、私たちはあまり意識していませんが、唾液には人体にとって有益な様々な効能があります。
中でも、特に重要なのは…
・殺菌作用
・消化作用
この2点です。
唾液の殺菌作用
昔から、怪我をしたときには、「傷に唾をつけておけば治る」なんて言われていたものでした。
特に、昭和生まれの人なら、親や祖父母がよく口にした、「唾つけときゃ治る」というフレーズを実際に耳にした人も多いでしょう。
これはつまり、唾液そのものの中に、菌を消毒したり、殺菌したりする働きがあることを指しています。(その真偽は置いておいて)
逆に言えば、唾液が少ないと、口の中に雑菌が繁殖しやすくなる…って意味にもなります。
たとえば、口臭の主な原因の1つに「歯周病」があります。
歯周病とは、歯周ポケットに雑菌(歯周病菌)が繁殖することで、歯周に炎症を起こす症状です。
しかし本来は、唾液がちゃんと機能していれば、唾液の殺菌作用により、こうした雑菌の繁殖は抑えられています。
でも、唾液が正常に機能していない人は…
十分な量の唾液が分泌されず、雑菌が口の中で繁殖し放題になってしまうんです。
これが、口臭や歯周病を引き起こす最大の原因の1つです。
消化作用
また、唾液には、消化を助ける働きもあります。
一般に、口から入った食べ物は「胃の中でドロドロに消化される」と思われがちですが…
口の中で食べ物を噛んでいる段階で、すでに唾液によって消化が始まっています。
つまり、口の中に少々食べかすが残っていたとしても、唾液がちゃんと出ていれば、少しずつ消化されていくわけです。
でも、唾液が少ない人は…
食べかすが、いつまでも口の中や歯周ポケットの中に残ってしまう…。
これが、口の中の雑菌を繁殖させ、口臭や歯周病の原因になるんです。
唾液を増やす事は可能?
ここまで見てきたように、あなたの夫の口臭がきついのは、「夫の唾液の量が少ないから」という可能性があります。
だったら、唾液を増やす、あるいは正常に分泌させるにはどうすればいいか…?
唾液を増やすための効果的なトレーニングは、次の4点です。
・口の中を舌で刺激する
・食べ物をよく噛む
・水をよく飲む
・酸っぱいものを頻繁に食べる
では、1つずつ見ていきましょう。
1.口の中を舌で刺激する
「口の中を刺激する」とは、分かりやすく言えば、舌で口の中をマッサージする、そういう意味です。
これは、「口の中の筋肉を鍛える」ために行います。
唾液は、ちょうどポンプのように、口の中の筋肉の収縮運動により分泌されます。
唾液が少ない人というのは、口の中の筋肉が衰えているか、正常に活動していない可能性があります。
そのため、唾液の量を増やすためには、舌を口の中でコロコロと回して、口の筋肉をマッサージするのが効果的です。
あなたの夫には、「口の中を舌でマッサージする」よう教え、これを習慣にしてもらいましょう。
2.食べ物をよく噛む
昔から、「早飯早糞出世の秘訣」なんていう言葉があり…
仕事ができる人ほどご飯をあまり噛まず、飲み込むように食べる… といった意味合いを持ちます。
でも、食事をよく噛まないのが口臭の一因だったとしたら…
あなたの夫は、出世と引き換えに、「臭い口」を手に入れてしまったのかもしれません。
唾液は、「噛む」という行動が刺激になって分泌されますから、食べ物をよく噛むのは、唾液の分泌量を増やして口臭の改善にもつながるんです。
夫には、食事をよく噛んで、ゆっくりと食べさせるようにさせましょう。また、ガムを噛むのも効果的です。
3.水をよく飲む
特に年配の方に、「頻尿を恐れて水を飲まない」という人がいますが、これもまた口臭の原因になっている可能性があります。
口の中でいつも水分が維持されていれば、それが刺激となって唾液が分泌されるようになるからです。
もしもあなたの夫もあまり水分を摂らないようなら、「口臭予防(本当は改善)」のためと言って、水を頻繁に飲ませるようにしてみましょう。
もしも、「頻尿だから飲むのが怖い」という場合は、口臭とはまた別の意味で、泌尿器科で相談してみるのもいいかもしれません。
4.酸っぱいものを食べる
また、オーソドックスな方法としては、酸っぱいものを食べれば唾液が出やすくなります。
梅干し、レモン、クエン酸系の食品などが効果的です。
まとめ
今回は、「唾液が少ない=口臭の大きな原因」という点についてご紹介しました。
唾液の分泌量を増やせば、口臭の予防・改善につながります。
唾液を増やすための方法としては…
1.口の中を舌でマッサージする
2.食事をよく噛んで食べる
3.水をよく飲む
4.酸っぱいものを食べる
以上の方法が効果的です。
いずれも、すぐに始めるられるものばかりなので、ぜひ、試してみてくださいね!
また、今回の記事を読んで、「口臭」の仕組みをさらに詳しく知りたいとお考えになった方は…
こちらの記事も、ぜひ参考になさってみてください。
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