3分でわかる!仮想通貨・ビットコインの意味とは?換金レートは?
「仮想通貨」や「ビットコイン」などの言葉を最近よく耳にしますよね。
でも、SNSなどで「仮想通貨やビットコインに関心はありませんか?」なんていうDM(ダイレクトメール)が送られてくると、「また新手の商法か…」なんて思っちゃいますよね。
でも、今回ご紹介する「仮想通貨」というのは、実はそうした詐欺商法まがいのものではなく…
むしろ「新たな通貨」として、今後ますます普及していく可能性が高いんです。
そのため、これらの言葉の意味を知っておかないと、若者との会話で、「えっ、仮想通貨って何?」と、話が通じなくなってしまう恐れがあります。
そこで今回は、「仮想通貨」や「ビットコイン」などに関する基礎知識が、3分で分かるよう大まかにまとめてみました!
仮想通貨の意味とは?
仮想通貨というのは、ざっくり言うと、「ネット上のみで扱われている通貨」のことです。
普通、通貨というものは、国がそれを「通貨だ」と認めて、国の銀行が発行しますよね。
これはいわば、「リアルの通貨」です。
ネット上で使える通貨
「リアルの通貨」に対し、バーチャル、つまり仮想通貨は、民間の企業が「国の通貨」に関係なく独自に設定したものです。
ネット上の換金サイトで仮想通貨を入手をしたり、また、使用の際は「仮想通貨専用の通販サイト」だけでなく…
なんと、通販サイト最大手である「Amazon」でも、仮想通貨を使って買い物をすることができるんです。
「そんなに普及してたの?」って感じですよね。
そのため、仮想通貨を導入している通販サイトでは、ちゃんと「ビットコイン」での価格が表示されています。
「ビットコイン」の意味とは?
今回のテーマで、「仮想通貨」と並んでよく耳にするのが「ビットコイン」という用語です。
ビットコインというのは、仮想通貨の「単位」です。
「取引所」と呼ばれるサイトに登録すれば、誰でも「ビットコイン」を買えるようになっています。
BTCとは?
「ビットコイン」を実際にお金として使うときは、「1ビットコイン」と呼んだり、あるいは頭文字を取って「1BTC」と書くこともあります。
つまり、仮想通貨の世界では…
「ビットコインを取引所サイトで入手して、保有して、そのビットコインを使って、通販サイトで買い物をする」…ってことになります。
気になるお値段は?
2017年9月末現在、「1ビットコイン」は、48,000円前後で取引されています。
「えっ、そんなに高いの?」って思いますよね。
でも、仮想通貨ですから、小数点以下までしっかり管理されています。
そのため、「0.01BTC」というような非常に小さな単位であっても、「切り捨て」になったり「小さすぎてなくなる」なんてことはありません。
例えば、上記のレートで言えば、「0.01BTC」は、「約480円」ということになります。
相場は変動する?
先ほど、「1BTC=約48,000円」と書きましたが、実はこれ、2015年頃と比べると… 価値が「約2倍」にまで跳ね上がっているんです。
2015年頃までは、1ビットコインは、2万円台を推移していました。
しかし、2017年を皮切りに、ビットコインが様々な業界で注目されるようになり、価値が急騰。
その後も右肩上がりが続いて、現在は、1BTCが約48,000円にまで上がっている… ということです。
この傾向はしばらく続くと見られており、ひょっとしたら、あなたがこれを読んでいる頃には、5万円台、6万円台になっている… なんてこともあるかもしれません。
投資は慎重に
ただしここで、「だからビットコインに投資しましょう!」というのではなく…
あくまでも、「それぐらい普及が進んでいる」…ってことです。
また、相場が変動する以上、バブルと同じですから、いつ何どき値崩れするかは分かりません。
くれぐれも、慎重に対応するようにしましょう!
仮想通貨は他にもあるの?
現在は、「ビットコイン」という用語が、まるで仮想通貨の『代名詞』のように使われていますが…
これは、「仮想通貨業界」の中で「ビットコイン」が最大手であるためです。
ビットコインのほかには…
・リップル
・ライトコイン
・モナー
などがあります。
仮想通貨は、現在アメリカなどの海外が主流ですが、このうち「モナー」は、日本で生まれた日本初の仮想通貨です。
また、日本円をビットコインに換金できるのと同様に…
「ビットコイン」を「モナー」などの別に仮想通貨に両替することもできます。
デメリットは?
仮想通貨の「現在の」デメリットは、円へ戻すことが困難である、という点です。
「取引所」と呼ばれるサイトで円に換金する手続きも可能ですが、手数料がかかります。
こうした手数料を逃れるため、「オークションで売る」「個人同士で売買する」などの方法もありますが…
いずれも、初心者には敷居が高い存在です。
それに、今のところ、リアルの店舗では「ビットコインで支払う」なんてことはできません。
(ただし今後、普及する可能性はあります)
そのため、「現在の」活用法としては、例えば…
「外であまり買い物をせず、生活用品のほとんどをAmazonで購入している」
というようなタイプの人は、ビットコインを保有するメリットは十分ある… と言えます。
今後は変わっていく?
先ほど、「現在のメリット/デメリット」という書き方をしましたが、これは、仮想通貨自体がまだ過渡期であるからです。
現在のところは、ビットコインの使用先は限られていて、しかも円への換金が困難ですから、「多額のビットコインを保有している」という状態は…
やはり「デメリットも大きい」と言わざるを得ません。
ただし、仮想通貨は日々進化を続けていますので、今後はこうしたデメリットがどんどん緩和され、さらなる普及が期待されています。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、近年急速に注目されている「仮想通貨」「ビットコイン」の意味について、駆け足でご紹介してきました。
今後、仮想通貨の普及が進めば…
若者との会話でも、これらの用語がどんどん登場してくるかもしれません。
ぜひ、覚えておくようにしましょう!
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