赤ちゃんが笑わない理由と笑わせる方法~最も効果的なあやし方とは
「赤ちゃんが、生後6ヶ月頃から急に笑わなくなった」
「生まれたばかりの頃は、よく笑っていたのに…」
と、悩んでいませんか。
周囲の赤ちゃんが楽しそうに笑っているのに、あなたの赤ちゃんだけが笑わないと、なんだか不安になりますよね。
そこで今回は、「赤ちゃんが笑わない」原因と、その対処法についてご紹介していきます。
サイレントベビー?
最近は、笑わない赤ちゃんに対して、「サイレントベビー」なんていう名前をつけて診断しようとします。
しかし、こうした赤ちゃんのちょっとした症状に対して、まるで何かの病気であるかのような言い方をするのは好ましくありません。
なぜなら、お母さんの「不安」をいたずらに煽ってしまうからです。
「赤ちゃんが笑わない」というケースは、そのほとんどがあくまでも一時的なものです。
あまり気に病み過ぎないことが大切です。
笑わない赤ちゃんとの接し方
笑わない赤ちゃんに接するとき、最も重要なのはお母さんの笑顔です。
まず何よりも、お母さんが笑顔で赤ちゃんに接する。これを忘れてはいけません。
赤ちゃんが笑わないと、「どうして笑わないの?早く笑ってほしい」と焦るかもしれません。
しかし、そんな時のお母さんって、いったいどんな顔をしているでしょう…。
赤ちゃんが笑わないので、焦りや苛立ちから怖い顔になっていたりはしませんか?
赤ちゃんと接するとき、まずはお母さん自身が笑顔になっているかどうかを振り返ってみるようにしましょう。
なぜなら、赤ちゃんは自発的に笑うこともありますが…
「一緒にいるお母さんやお父さんが笑っているから、つられて笑う」
という場合も多いからです。
まずはお母さんが笑顔になる
まずは、お母さんが赤ちゃんに接するときはいつも笑顔でいる、これが何より重要です。
育児は、本来楽しいものです。
お母さんが「にこっ」と満面の笑顔で赤ちゃんに接すれば、その分だけ赤ちゃんは笑いやすくなります。
お熱の後は笑わないことがある
赤ちゃんがつい最近、高いお熱を出したりはしませんでしたか?
お熱を出した後は、赤ちゃんは笑わなくなることがあります。また、笑わない状態が、その後数日間続くことも。
しかし、これは一時的なもので、赤ちゃんが回復すれば、また笑うようになりますから心配はいりません。
根気よくあやし続けてみる
また、「赤ちゃんのあやし方がわからない」と悩んでいるお母さんもいます。
そういうお母さんは、「あやそう」と意識し過ぎるあまり、あやし方が不自然になっている可能性があります。
義務感で、赤ちゃんをあやしていませんか?
お母さんが、義務感から「つらい」と感じると、それは赤ちゃんにも伝わります。
これが、赤ちゃんが笑うことをより困難にしています。
赤ちゃんをあやすときは肩ひじを張らず、なるべく自然にやってみるようにしましょう。
自分が楽しむこと
赤ちゃんを笑わせるときの最も重要なポイントは、あやす側であるお母さんやお父さんが「楽しむ」ことです。
近年の育児は、1つ1つの項目があまりにもマニュアル化していて、「育児はこうでなければならない」というように、決めつけてしまう風潮があります。
「赤ちゃんをあやす」という行為1つをとってみても、お母さんがそれを楽しんでいるか?
それとも義務感から、仕方なく行なっているのか…では、天と地ほどの開きがあります。
赤ちゃんは、そうした大人の心の動きをしっかりと感じ取っているからです。
ひょっとしたら、赤ちゃんが笑ってくれないのは、「お母さんが育児を楽しいと思えないから」という可能性も十分あります。
「赤ちゃんが笑わない!」と、焦ったりいら立ちを覚えるのではなく、まずは「赤ちゃんと過ごすのは楽しい」という考え方が肝要です。
まとめ
多くの場合、赤ちゃんが笑わないのは一時的なものです。
それを気に病みすぎて、お母さんが怖い顔してしまうのが一番良くないことです。
まずはお母さんがいつも笑顔を絶やさない。赤ちゃんと接している間だけでも、そう務めるようにしましょう。
・たくさん話しかける、
・根気よく遊び続ける、
・おんぶして家事をしてみる、
など、笑わない赤ちゃんのためにできることは、まだまだたくさんあるはずです。
まずはお母さんが、いつも笑顔を忘れないようにして、気長に根気よく赤ちゃんに接し続けていきましょう。
いつか赤ちゃんも、「にこっ」と笑ってくれるようになりますよ!
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