「めんどくさい」は反抗期の証?中学生の子がご飯を食べない心理

公開日: 

中学生,反抗期,ご飯食べない,めんどくさい

「中学生の子供が、最近全然ご飯を食べなくなった…」と、悩んでいませんか。

ひょっとしたら、あなたのお子さんは「反抗期」に入っているのかもしれません。

「えっ、反抗期だと、ご飯を食べなくなるの?」と、意外に思われるかもしれませんが…

「思春期の子供が、急にご飯を食べなくなる」というのは、反抗期の代表的な症状の1つなんです。

そこで今回は、ふだん見逃しがちな反抗期の子供の特徴と、対処法についてご紹介していきます!

スポンサードリンク

反抗期の中学生のサイン

反抗期というのは、必ずしもテレビドラマに出てくるような、暴力的で反社会的な行為ばかりを指すのではありません。

●ご飯を食べない
●お風呂に入りたがらない
●片付けをしなくなった

…これら症状というか行為も、反抗期の子供によく見られる特徴として挙げられているんです。

それでは、これらの反抗期の特徴を1つずつ見ていきましょう。

ご飯を食べなくなる

「ご飯を食べなくなる」というのは、中学生ぐらいの子供たちに広く見られる特徴です。

特に、運動部以外の文化系の部活や帰宅部の子供の場合は、「食べない」という行動が顕著に現れます。

運動部の場合は「体が資本」ですから、親が何も言わなくたってもりもり食べるんですよね。

でも、文化部や帰宅部の場合は…、日々の学校生活でそれほどのエネルギーを必要としません。

また、学校の帰りに買い食いをしたり、家に帰ってきてからおやつを食べたりしてしまうと、実際に「お腹が空いていない」という状況になりやすいんです。

叱るのは逆効果

こういうとき、親はついつい、「ご飯を食べないと勉強できなくなるよ!ちゃんと食べなさい!」と、叱ってしまうのですが、何しろ反抗期ですから、子供は余計に「食べたくない!」と言って意固地になってしまいます。

すると、ただ「食べたくない」だけだったはずが、親への反抗心がエスカレートしてしまい、最悪の場合、暴力に発展する可能性もあります。

ですので、子供がご飯を「食べたくない」と言ったときの対処というのは、いわば「早期発見」のようなものですから、かなり重要なんです。

むしろ、「他のご家庭では、子供が暴れたりして大変みたいだけど、うちは食べないだけで済んでよかった…」と考えるべきです。

食べたくないのは普通のこと

思春期の子供が「食べなくなる」というのは普通のことです。

ですから、極端に痩せてしまったり、消化器系の病気などにならない限り、親がとやかく口を出してしまうのは完全に逆効果なんです。

スポンサードリンク

子供用におにぎりの夜食などを作って机の上に置いておいてあげるなどして、暖かく見守ってあげるようにしましょう。

不潔になる

「お風呂に入らない・顔を洗わない・歯を磨かない…」など、こうした「清潔なことをしたくなくなる」というのは、特に中学生男子によく見られる行動です。

先程の「食べたくない」と同様、叱るのは逆効果です。

「歯を磨いたの?お風呂に入ったの?」のように、親が小言を言ってしまうと、子の反抗心にさらに油を注ぐことにもなりかねません。

むしろ、こうした「清潔を嫌う」という反抗期の症状は、親や家庭に実害がありませんから、「この程度で済んで良かった」と捉えておくべきです。

基本的に面倒くさい

前項でご紹介した、「ご飯を食べない・歯磨きをしない・お風呂に入らない…」などの他にも、こうした「怠惰さ」が前面に現れる反抗期の特徴には、次のようなものがあります。

●服を何日も着替えない

●帰宅後、カバンを置きっぱなしにする

●お弁当箱を親に返さない(翌朝、おべんとうを詰めるときに洗うハメになる)

…など、これらも、反抗期の特に中学生男子に見られる特徴です。

これらの一連の行動に共通しているのは…

「とにかく面倒くさい!」という心理です。

原因と対処法は?

これまでからお話ししているように、中学生くらいの子供が「全てに対して面倒くさい」と考えるのは「普通のこと」です。

これは、子供が中学生になってから、「いきなり義務が増えた」ことが最大の理由です。

中学生活に対応しきれていない

小学生までは「連絡帳」というものがあって、担任の先生が次の日に必要なものをすべて教えてくれました。

でも、中学からは、持ち物はすべて、自分で把握しなければなりません。

また、生徒用のプリントにも目を通しておかければならなかったり、テスト範囲もすべて自分で把握して勉強しなければなりません。

…などなど、要は、中学に上がった子供にしてみれば、「一気にやることが増えた」わけです。

中学生頃の子供に現れる「無気力」と「怠惰」の最大の原因は、こうした環境の変化に対応しきれていないためです。

そのため、あまりくどくどと小言を言ってしまうのは逆効果なんです。 

子供にしてみれば…

「そんなこととっくに分かってるけど、でも、面倒くさい!」ってなもんです。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、中学生の子供の反抗期における、「怠惰・無気力」な面にスポット当てて、その原因と対処法についてご紹介してきました。

大切なのは、「うちの子は、反抗期の症状がこの程度で済んで良かった…」と捉えることです。

ただ怠惰なだけなら、親や家庭に深刻な実害はありませんから、あなたは親として、子供の成長を暖かく見守ってあげるようにしましょう!

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は恐縮ですがスルーされます。

PAGE TOP ↑