夫が部屋にこもる理由~自室にこもって出てこない夫の心理と対処法

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夫が部屋にこもる理由

・夫がいつも1人で部屋にこもって何時間も出てこない
・帰宅するなり自室にこもって、子供とも全然遊ぼうとしない

こんな悩みはありませんか。

世の中には、夫の「こもり癖」で悩んでいる女性は意外に多いのですが、だからといってそれを頭ごなしに叱ったりすると、夫も快く思いません。

最悪、それが元で夫婦喧嘩や家庭内の関係にヒビも入りかねないデリケートな問題です。

どうやらこれは、夫の「こもり癖」の正体を知って、正しく対応していく必要がありそうです。

そこで今回は、部屋にこもりっきりで家族と関わろうとしない夫の心理と、その対処法についてご紹介していきます。

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病気ではない

まず、今回のテーマで…

「部屋にこもってばかりの夫は、何か精神的な病気なのかしら…」

と考えて、ネットで検索する人も多いのですが、「部屋にこもる」というのは、いたって正常な男性の行動です。

男女の違い

男性特有の心理の一つに、「プライベート空間をとても大切にする」というのがあります。

多くの男性は、ある一定以上のプライベート空間がないと、落ち着きや平静を保つことが難しくなります。

そこで、自分の部屋などに入ってプライベートを確保し、精神の平静を保とうとするわけです。

これは、世の中のほとんどの男性が持っている特徴で、要は「程度問題」ということになります。

つまり、「自室にこもっている時間が1時間で充分」という男性もいれば…

「4時間でも5時間でも、自分の部屋にいたい」と考える男性もいるわけです。

しかし、その時間や程度があまりにも極端だと、家族が苦労してしまうというわけですね。

刺激してはいけない

「プライベート空間の確保」というのは、世の中のほとんどの男性が持っている「願望」です。

あなたはまず、このことを踏まえた上で、自室にこもりがちな夫をあまり「刺激しすぎない」ように心がけなる必要がありそうです。

例えば、部屋にこもっている夫に対して、「いいかげんにしてよ!」と怒鳴ってしまう…。そういった行動は「控えた方が無難」ということです。

男がプライベート空間を求めるのは、いわば「本能」のようなものです。

そのため、これを妻に真っ向から否定されると、夫は激しい反発心を覚えます。

「自室にこもるのを妻に禁止されたせいで、自分専用のアパートを借りてしまう」

なんていうケースも実際にありますから、くれぐれも夫のこもり癖を激しく叱ったりしないよう注意が必要です。

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なぜ結婚した?

こういう話を聞くと、女性はついつい、「そんなに1人がいいなら、なぜ夫は結婚したの?」と感じますよね。

これは、男女の「つながり」に対する考え方の違いです。

女性は、実際のスキンシップや一緒にいる時間などを求めますが、男性は特にそういうものが必須ではない人もいます。

男性の場合…

「家族とは、つながっている感覚があればそれでいい」と考える人も少なくないんですね。

家族とプライベートは別

つまり、こうした男性にとっては、戸籍上、妻や子であるなら、一緒にいるかどうかは、それほど重要ではないケースもあるわけです。

もちろん、これは極端な例ですが、「自室にこもって家族と過ごさない」というのも、その根本のところは、「家族は家族、でもプライベートは別」という、男性特有の心理に他なりません。

折り合いをつける

夫が自室にこもるのを100パーセント穏便に禁止するのは難しいので、どこかで折り合いをつける必要があるでしょう。

・自室にこもる時間を減らしてもらう
・こもる回数を決める

など、お互いが丁度良い接点を見つけて、妥協し合っていくしかありません。

頑固?

また、夫のこういう性質を指して「頑固」という人もいますが、自室にこもるのは頑固とは違います。

頑固は、人の意見を聞かず自分の考えを曲げないことですが、自室にこもるタイプでも、頑固とはほど遠い柔和で穏やかな人はいます。

つまり、普段は穏やかで、妻や他人の話にもよく耳を傾けるような男性であっても、「自分のプライベート空間だけは譲れない」というわけです。

スマホとパソコンはリビングで

夫のこもり癖を何とかしようと思ったら、最も手っ取り早いのは、夫の部屋の中は「パソコンとスマホ禁止」にすることです。

そして、夫がパソコンとスマホを見たいときは、リビングでさせるようにします。

つまり、「部屋にこもるのは認めるが、中で長時間何かをするのはやめてほしい」というわけですね。

こういうルールにしておけば、リビングでの家族の時間も確保できますし、夫にとってもプライベート空間を維持できます。

まとめ

いかがでしたか。

夫が自室にこもるのは、性格に問題があるのではなく、世の多くの男性に共通している「プライベート空間を求める願望」によるものです。

そのため、これを真っ向から否定するのは得策ではありません。

自宅にプライベート空間がないために、わざわざプライベート用の部屋を借りる人もいるほどです。

そうなるくらいなら、家庭内で夫のプライベート空間をある程度認めてあげた方が、精神的にも経済的にも良さそうです。

その上で、パソコンやスマホはリビングでさせるなど、夫婦がお互いに折り合いをつけていくようにしましょう。

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