子供がなつきすぎ?親より義弟夫婦になついてしまった時の対処法
「子供が義弟夫婦になつきすぎている」と悩んでいませんか。
両親が仕事などで忙しいとき、子供がいない義弟夫婦は、子供を預かってくれる心強い存在です。
しかし、子守をしてくれるというメリットがある反面、子供が親よりも義弟夫婦になついてしまう恐れもありますから注意が必要です。
そこで今回は、子供が義弟夫婦になつきすぎたときの対処法、及びその際に義弟夫婦に必ず守らせるべきルールについてご紹介していきます。
お金は親に直接渡す
何よりも一番きちんとしないといけないのは「お金」です。
義弟夫婦からあなたの子供に対して「直接お小遣いを渡す」という行為は、なるべく禁止しなければいけません。
なぜなら、あなたの子があまり頻繁に義弟夫婦からお小遣いを受け取ってしまうと、子供は次第に…
・両親はお金をくれない
・義弟夫婦はお金をくれる
という発想をしてしまうからです。
こうなると、家の中の「秩序」が保たれなくなってしまいます。
親が把握できるようにする
しかし、子供がもらったお金を義弟夫婦に返すとカドが立ってしまいますよね。
そこで、義弟夫婦があなたの子にお金を渡したいと思ったときは、「まずあなたに渡す」というルールにしましょう。
また、子供にも「直接もらってはいけない」と教えておくと、なお効果的です。
間に親を挟むことで、親は「義弟夫婦からいくらもらったのか」把握できます。
また、額や回数が多すぎるときは、「こんなにもらうのは悪い」と言って断ることもできます。
「義弟夫婦からお金をもらいすぎる」という状態が続くと、あなたにしても、物理的・精神的に義弟夫婦に借りができてしまいます。
そうならないためにも、あまり頻回にならないよう、事前に手を打っておくようにしましょう。
外食を禁止、または制限する
子供が義弟夫婦と一緒に外出した際、あまりにも頻繁に外食をしてくるのは考えものです。
特に子供が小さいうちは、「家できちんとご飯を食べる」という習慣を身に付けさせる必要があるからです。
それなのに、子供が義弟夫婦と出かける度に外食をしてくると、子供は次第に「家で食べるより、おじさんおばさん(義弟夫婦)と食べに行きたい」と思うようになります。
これはあまりいいことではありません。
外出の回数を決める
「子供が毎週、義弟夫婦と一緒に外へ出かけている」という状況は要注意です。
これが続くと、子供が大きくなってから家に寄りつかなくなる恐れがあります。
「子が義弟夫婦と外出するのは月1回まで」というように回数を決め、あまり頻繁にならないようにさせましょう。
とは言え、子供が義弟夫婦になつき過ぎて「どうしても一緒に出かけたい」と言い出すこともありますよね。
そんな時は、なるべく親であるあなたも一緒に同行するよう心掛けてください。
要は、「義弟夫婦と子供だけ」という状態が長くなり過ぎないように気を付ける、ということです。
隠し事は禁止
また、子供が両親に相談できないことを義弟夫婦に相談する、というのもよくあるケースです。
実際のところ、子供にとって義弟夫婦というのは、「年の離れたお兄さん、お姉さん」という感覚で気軽に付き合える存在です。
そのため、子供にとっては、「義弟夫婦の方が話しやすい」ということが往々にしてあります。
子供が、義弟夫婦に何かを相談したときは、なるべく「どういう相談を受けたのか」をきちんと報告してもらうようにしましょう。
ただでさえ、子供が義弟夫婦と過ごす時間が長い状態で「隠し事」までされてしまうと、どちらが親なのか分からなくなってしまいます。
ただし、この時「おじさんおばさん(義弟夫婦)から聞いたんだけど…」と子供に言うのは絶対にNGです。
これを言ってしまったら、今度は義弟夫婦の面目が立たなくなります。
「義弟夫婦から聞いた」ということは決して言わずに、あくまでも子供の相談の内容を把握する、という程度にとどめておきましょう。
義弟夫婦に必ず約束を守らせる
今回のテーマで最も気を付けなければならないのは、子供と義弟夫婦の距離が近くなりすぎて、子供が親を避けるようになってしまうことです。
そのため、上記でご紹介したような約束事は、必ず子供と義弟夫婦双方に守らせる必要があります。
そして、「守れない場合は、外出は認めない」というくらいの厳格なルールが必要です。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、子供が義弟夫婦になつき過ぎる前に定めておくべきルールとして…
・義弟夫婦からあなたの子に直接お金を渡さない
・外食は禁止、またはほどほどに
・親に隠し事をさせない
以上の項目についてご紹介してきました。
あなたの子供にとって、たとえ義弟夫婦が仲の良い親戚とはいえ、万が一子供の身に何かが起こった時、義弟夫婦は責任を取ってくれるわけではありません。
実害をこうむるのは親なのですから、やはり最低限のルールは定めておくようにしましょう。
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