女の子の名付けで「漢字か平仮名か」を迷ったときのポイント3つ
これから生まれてくる女の子の名前を「漢字にするか、平仮名にするか」で迷っていませんか。
先に結論を言うと、子供の名づけで漢字か平仮名か迷ったときは、「漢字の名前」にしておいた方が無難です。
そこで今回は、子供の名前は平仮名よりも漢字しておいた方がベターと言える3つの理由についてご紹介していきます。
漢字か、平仮名か
今回の、「赤ちゃんの名前を漢字にするか、平仮名にするか」というテーマは、近年急速に取り上げられるようになった話題の一つです。
例えば、お母さんが、「女の子の名前は、平仮名で『ひまり』にしたい」と考えていたとします。
でも、お父さんは、「読みは『ひまり』でいいが、せめて漢字にして欲しい」と提案する…というようなケース。
あるいは、夫婦が「平仮名にしよう」と考えているのに、両親や義両親が、「漢字の名前にすべきだ」とクレームをつける…等々です。
こうなると、赤ちゃんの名づけをめぐって、家族間で「もやもや」が生じることになります。
漢字が良いと言える3つの理由
「漢字か、平仮名か」で揉めたときは、漢字をおすすめしておきます。
「赤ちゃんの名前は、漢字にしよう」と、あらかじめ家族間で決めておけば、無駄なもやもやが生じなくて済むでしょう。
「名づけは漢字がベター」と言える理由は3つあります。
1.意味を込められる
一つ目の理由は、漢字の名前には「意味」を込められるという点。
例えば、女の子に「あかり」という名前をつけるとします。
この場合、平仮名の名前だと、名前に込められた「意味」を読み解けません。
そのため、将来、子供が名前の意味を聞かれた時に、「えっと、平仮名で『あかり』です。意味は…」と、毎回説明をしなければならなくなります。
その点、漢字なら…
同じ「あかり」でも、「朱里、亜香利、亜佳梨」など、様々なバリエーションがあり、それぞれに違った意味を込められます。
説明も楽だし、見た人も漢字から意味を察することが出来るでしょう。
また子供にとっても、漢字を見れば自分の名前の意味をいつでも思い出せます。
子供が、「自分の名前はこういう意味」と、きちんと知っておくに越したことはありません。
2.平仮名は目立つ
二つ目の理由は、平仮名の名前は、「名簿」にしたときに目立ち過ぎるからです。
たとえば、幼稚園のクラスに20人いたとして、そのうち平仮名の名前の子は確実に少数派でしょう。
場合によっては「クラスでただ一人」ってこともあり得ます。
こうなると、平仮名の名前は目立ちます。名簿をパッと見た瞬間、目に飛び込んできます。
「目立っちゃいけないの?」という声も聞こえそうですが、目立つなら名前ではなくもっと他の要素、たとえば元気さとか明るさとか、そういう方がいいでしょう。
「名簿だと目立つ」というポイントは、自宅で育児をしている3歳頃まではなかなか気づきません。
子供がいざ幼稚園や保育園に入って、「クラス名簿」というものを渡された時、平仮名は目立ち過ぎるという事実に改めて気が付く…というわけです。
3.将来本人が選ぶ
子供が学校を卒業して社会に出ると、「名前の表記の仕方」は自分でもある程度選べるようになります。
このとき、漢字の名前にしておけば、将来子供が「ひらがなで名乗りたい」と思った時にもスムーズです。
例えば…
名刺を作る際、「あえて名前を平仮名にする」という人は結構います。
また、芸能人の芸名や、選挙の立候補のポスターなどを見ても分かるとおり、「名前をあえて平仮名で書く」というケースは意外と多いものです。
これらはみな、「本名が平仮名」とは限りません。
「本名の漢字の名前を、親しみやすいように平仮名で書いている」ということでしょう。
これを見て「本当は漢字じゃないの?」なんて指摘する人は、だれもいません。
つまり、大人になれば、自分の名前を漢字で表記するか平仮名で表記するか、自分で選べるということなんです。
しかし、逆に、子供の名前が元々平仮名だと、将来子供が、「やっぱり漢字の名前がいい」と思った時に困ります。
そのため、子供の名前は平仮名か漢字かで迷った時は、漢字にしておいた方が無難なんです。
まとめ
いかがでしたか。
これから生まれてくる赤ちゃんの名前を「漢字か、平仮名か」で迷ったときに知っておくべきポイントとして…
1.漢字には意味を込められる
2.平仮名の名前は名簿にしたとき目立ちすぎる
3.将来、自身で漢字か平仮名か表記を選べる
以上、3つのポイントについてご紹介してきました。
もしも赤ちゃんの名づけでちゃんとした漢字の候補があるなら、名前は平仮名よりも漢字にしておいた方が「無難」だと言えるでしょう。
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