どちらが便利?~LINEの通話とメッセージそれぞれのメリット
LINEって、メッセージと通話するのと、どちらの方が早くて便利なんだろう?
そんな風に考えたことはありませんか。
通話とメッセージには、それぞれにメリットがあります。
通話の方が絶対早いとか、メッセージの方が断然いいとか、一概に言えないところがあるんですね。
そこで今回は、LINE通話とメッセージ、それぞれのメリットを見ながら、結局どちらの方が良さそうか考えていきましょう。
メッセージを送るメリット
では、まず初めに、メッセージのメリットから見ていきましょう。
回答の時間を与えられる
通話や会話にはないメッセージの最大のメリットは、「回答する時間がある」ことでしょう。
つまり、即答を求めるのではなく、相手にゆっくりと考えさせてから、回答してもらうようなときには、通話よりもメッセージの方が向いています。
たとえば、次のような質問です。
こういった質問は、メッセージでしたほうが良いでしょう。
再来週なんてずいぶん先の話ですから、わざわざ通話で「即答」を求める必要もないでしょう。
第一、即答してもらえたところで、再来週が空いてるかどうかなんて、お互い再来週になってみなければ分かりませんよね。
口頭だと忘れてしまう
逆に、こうしたずいぶん先の予定を口頭で聞くと、質問したことされたこと、それ自体をお互いに忘れてしまうかもしれません。
緊急ではなく、時間に余裕のある話題には、通話よりもメッセージの方が向いているといえそうです。
「箇条書き」が欲しいとき
また、話の内容にある程度まとまりがあって、箇条書きできるようなときは、メッセージが適しています。
「箇条書きすべき内容」というのは、例えば「カレーの材料」などです。
こんなのは口頭で言われても、言われた内容をすぐに忘れてしまいますよね。
また、言う方も「玉ねぎと、人参と…」なんて言ってる間に、記憶があやふやになったりするものです。
つまり、カレーで使う材料を教えて?みたいな内容を口頭でやり取りすると…
言う方も言われる方もお互いが、「あれっ、何と何があるんだっけ?」みたいな状態になってしまうものなんです。
これを口頭でやるのは時間の無駄です。
その点メッセージなら、思いついたまま、順を追って箇条書きにしておけます。
通話のメリット
では反対に通話で話すメリットを考えてみましょう。
聞けばすぐに回答が得られるとき
上記の「メッセージが適しているケース」とは逆に、通話が適しているケースは緊急のときです。
たとえば、災害や大きな事故にあって、今にも助けが欲しいときに、ポチポチとメッセージなんて書いてらいられません。
聞けばすぐに回答が得られるとき
また、「聞けばすぐに答えられる内容」も通話の方が向いています。
例えば…
あなたが外出中で、家で留守番をしている家族に「机の上のメモ帳に書いてある内容を今すぐ教えてほしい」と思ったとします。
こんな時、メッセージだと、相手の既読が着くまでにタイムラグがあり、下手すると既読がつくまでに何十分もかかってしまいます。
また、既読がついてから相手が回答を文字で打つまでに、またしても時間がかかります。
でも、あなたの用件は…
「すぐメモ帳を見て、内容を伝えて欲しい」これだけですから、こんな時はちまちまとメッセージなんて書いているよえい直接通話で質問すべきなんですね。
長いあいだ話していない相手
また、LINEのメッセージは、便利である反面、「ほとんど話したことがない相手ばかりが増えていく」という特徴があります。
こうなると、たとえ普段からLINEでやり取りしていたとしても…
「めったにしゃべったことがない」ってことになりますから、相手とのコミュニケーション不足が生じる恐れがあります。
そう考えると、仕事やプライベートなどである程度つながりのある相手だったら、あえて通話を織り交ぜていくのもたまには必要です。
また、定期的に通話をしておけば、イザという緊急時にも、お互い通話しやすくなります。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、LINE通話とLINEメッセージ、それぞれのメリットについてご紹介してきました。
実際、最近の若い人たちは、LINEを使用する際…
「ちょっと通話しようよ」とか、「それはメッセージでいいんじゃね?」みたいに使い分けています。
これはつまり、通話の方が向くケースと、メッセージの方が向くケースをそれぞれ、「TPOに応じてきちんと分別している」に他なりません。
通話かメッセージかで迷った時は、両者のメリットをよく吟味して判断するようにしてみましょう。
Your Message