便座のフタを開けっ放しの夫が許せない!開けておくメリットは?
トイレの便座のフタについては、開けておく派と閉めておく派との間で、しばしば「論争」が起こります。
特に夫婦ともなれば、一つ屋根の下で共に暮らしているわけで、「夫は開けておく派、妻は閉める派」なんて場合、夫婦喧嘩の火種にもなりかねません。
今回は、便座のフタを開けておくべきか、それとも閉めるべきか、というテーマについて見ていきたいと思います。
開けておく派は男が多い?
まず、今回のテーマでは、大雑把に分けると、
・フタを開けておく派は、主に男性に多い
・フタを閉める派は、主に女性に多い
という特徴があります。
しかし、だからと言って…
やっぱり世の中の男たちはガサツだわ!
なんて決めつけてしまってはいけません。
なぜなら、「便座のフタを開けておきたい」という主張にも頷ける理由があるからです。
では、開けておく派の、「3つの主張」について見ていきましょう。
便座のフタを開けておく人の3つの主張
「便座のフタは、開けっ放しにしておきたい」と考える人たちの主張は、おおむね次のようなものです。
1.ニオイがこもらない
便器の中のニオイが拡散するから、
イヤなニオイがこもらない
開けておきたい人の多くは、このように考えています。
つまり、
ニオイが拡散されずに、
ずっと残ってしまうじゃないか
という発想。
この考え方は合理的だとも言えます。
なぜなら、便座のフタを開けておけば、便器周辺のニオイが時間とともに外へ拡散され、十数分も経てばイヤなニオイはすっかり消えていくからです。
特に、トイレに窓が付いていればなおさらベターですね。
ニオイが拡散されていれば、次に使用する人も快適に使えるというわけです。
2.便器が清潔かどうかがすぐにわかる
便座のフタが閉まっている状態で、
・中が臭かったらどうしよう
・もしも前の人のが残っていたらどうしよう
と恐怖を感じたことはありませんか。
便座が閉まっていると、「フタを開けたときの恐怖」を常に抱き続けることになります。
実際、駅やデパートなどでトイレに入った時に…
「便座のフタを開けた途端、一気に気分が悪くなった」
なんて話はよくありますよね。
つまりフタが閉まっていると、便座の中が汚いかどうかは開けてみないと分からないんです。
トイレの度にこんなことで悩むのは無駄なストレスでしょう。
しかし反対に便座のフタが常時空いてれば、入った瞬間「汚いかどうか」分かりますから、「フタを開けてびっくりする」という事態を防げるんですね。
3.フタがない国もある?
洋式便器のフタは、「世界中の国でついている」わけではありません。
むしろ、トイレの仕様にここまでフタが徹底されているのは、日本くらいのもの。
外国へ行くと、「そもそもフタ自体がない」という便器のスタイルも少なくありません。
そうした「便座のフタがない国」の人にしてみれば、「使用後、フタを開けておくべきか、閉めるべきか」という議論自体がそもそも存在しませんよね。
なぜ女性は閉めるのか
女性の多くは、「自分が使用した後のニオイを嗅がれたくない」という心理があります。
このため、文字通り、「臭い物にフタをしようとする」わけです。
しかしニオイというものは、空気中に拡散される意外になくす方法はありません。
フタを閉めておいてニオイを隠したとしても、結局開けたときにニオイが立ち上ってくるので同じなんです。
フタを開けておく男を「ガサツだ」「不潔だ」と言うばかりでなく、開けておくメリットについても少し目を向けてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、便座のフタを開けておくメリットとして…
1.便座内にニオイがこもらない
2.入ってすぐに、便器が清潔かどうかが分かる
3.外国ではそもそもフタがないケースも多い
以上、3つのポイントについてご紹介してきました。
こうしてみると、便座のフタを開けておくという行為には、それなりにメリットもあると言えそうです。
もしも家族間で、便座のフタに関して論争が起きそうになったときは、ぜひ、参考になさってみてください。
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