クレクレ体質の意味とは？厚かましいクレクレ体質の３つの特徴

クレクレ体質とは、読んで字のごとく、人の物をなんでも欲しがって、すぐに「クレクレ」と言ってくるような人を指します。

要は「厚かましい人」ってことなんですが、近年では「クレクレ体質」という名前がつけられ、SNSやネット記事などでも紹介されるようになりました。

こういう人が、周囲にいると…

「またあげなければいけない」
「取られないようにしなくちゃ」

と、いつも警戒しなければいけなくなってストレスが溜まりますよね。

今回は、クレクレ体質の人に共通する「３つの特徴」についてご紹介します。

クレクレ体質の３つの特徴

クレクレ体質の人には、次のような特徴があります。

１．自分からは提供しない

たとえ厚かましいタイプの人でも、その後ちゃんと「お返し」があればそこまでは気にならないものです。

しかし、クレクレ体質の人というのは、そもそも「お返しをする」という発想がありません。

もしも周囲に「私からあげるばかりで、お返しをもらったためしがない！」というような人がいるなら、その人は「クレクレ体質」の可能性が高いです。

グループに平気で割り込む

例えば…

グループのメンバーが、お互いにいつもお菓子をあげたりもらったりする関係だったとします。

この場合、「今回は○○さんが買ってくれたから、次は私が買ってこよう」というように、自然とルールのようなものができていきますよね。

でも、クレクレ体質の人というのは、こうしたグループ内の「慣習」に平気で割り込んできて、お返しをする気もないのに勝手にむしゃむしゃと食べ始めることがあります。

こうなると、たった１人のクレクレ体質のために、グループ全員がお菓子を「負担しなければならな」という状況になってしまいます。

２．すぐに「ずるい」と言う

クレクレ体質の人の多くは、「ずるい」という言葉を口癖のように言います。

自分の以外の人がものを食べているのを見ると、すぐに「ずるい」と発言するようなタイプは、確実にクレクレ体質だといえます。

例えば、次のようなケースです。

あなたが友人の○○さんに、「誕生日プレゼントをくれたお返し」としてお菓子をあげたとします。

このお菓子が、「プレゼントのお返し」なのは、事情をわかっている友人なら皆理解しています。

また、事情を知らなくても、「〇〇さんにお菓子をあげる十分な理由があるのだろう」というのは、見ればだれでも想像がつきますよね。

しかしクレクレ体質の人は、このような状況を見ると「あっ、〇〇ちゃんばっかり、ずるーい！」なんてことを口にします。

はっきり言って、「うざい」ことこの上ないですよね。

自分以外がもらうのを許せない

この場面で、〇〇さんはプレゼントのお返しをもらっているだけですから、何も「ずるい」ことはありません。

でも、クレクレ体質の人は、自分以外の人が何かをもらうことが許せず、「ずるい」と感じ、しかもそれを口に出してしまう…

そんな、非常に厄介な性格をしています。

「ずるい」なんて言われてしまっては、「これは誕生日プレゼントのお返しだからあなたの分はないのよ」なんて言えませんよね。

こうして、せっかくの誕生日プレゼントのお返しも、クレクレ体質の人に「奪われて」しまうわけです。

３．空気が読めない

また、前項の「ずるい」とも関連しますが、クレクレ体質の人は、基本的にあまり「空気」を読もうとしません。

正常な人なら、

・誰が、誰に、何をあげたのか
・自分はもらう権利があるのか

そういったことを多少は考えますよね。

そして、正常な人はある程度空気を読んでいるからこそ、「１つもらってもいい？」という発言が可能になるわけです。

空気を読まない言動

前項の「〇〇ちゃんばっかり、ずるい！」なんていうのは、クレクレ体質による「空気が読めない発言」の最たるものです。

また、これ以外にも、例えば…

４人の仲良しグループがいて、４つ入りのお菓子を食べるとしたら、当然１人１つずつですよね。

こういう状況を見れば、正常な人は「１人１つだから、お菓子は余らない」と容易に判断できます。

しかし、クレクレ体質の人は、「どう見てもお菓子は余らない」のが明らかな状況でも、「あー、みんなずるい！私も１つちょうだい！」なんてことを平気で言うわけです。

厚かましくて空気を読めない人…これこそが、まさに「クレクレ体質」です。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、クレクレ体質の人に共通する特徴として…

・人の物をもらう一方で、自分からは提供しない

・他人が物をもらっているのを見ると、すぐに「ずるい」と言う

・空気が読めず「自分はもらう権利があるかどうか」を考えられない

以上のポイントについてご紹介してきました。

こういうタイプは、付き合いを続けても奪われるばかりでメリットがありません。

付き合いを控え、早々に距離おくようにしましょう。