残すのはマナー違反?焼肉食べ放題で覚えておくべき5つのマナー
「焼肉食べ放題のお店のマナー」というものをご存知でしょうか。
たとえば、
・注文したものは全て時間内に食べきる
・制限時間を過ぎて店にいてはいけない
などです。
焼肉食べ放題のお店で、こうしたマナーを知らずにいると「店側から嫌な顔される」なんていう恐れもあります。
そこで今回は、焼肉食べ放題のお店で最低限知っておくべき5つのマナーについてご紹介していきます。
当店のお勧め(つきだし)は全部食べる
焼肉食べ放題のお店によっては、入店直後から好きなものを注文できるわけではなく、手始めに「当店のおすすめ数品」のようなものを出されることがあります。
これはつまり、「何を注文してもかまいませんが、このお皿だけは初めに必ず食べてくださいね」
という、店側からのメッセージです。
この「当店のおすすめ(突き出し)」を食べるべきか否か?という話題がネット上でしばしば取り上げられます。
例えば、当店のおすすめのお皿の中に「嫌いなものが入っている」というようなケースです。
基本的なマナーとして「当店のおすすめ」は、それがお店のルールである以上、始めにきちんと食べてしまわなければなりません。
たとえそれが、「嫌いなもの」であってもです。
「当店のおすすめは必ず食べる」というのは、いわば「食べ放題」の交換条件だからです。
好き嫌いはNG
お店側としては、「当店のおすすめ」を始めに食べてもらうことで、コストを下げて食べ放題を可能にしているわけですから、客の側も、こうしたお店のルールには従わなければなりません。
極論すれば「好き嫌いのある人は、食べ放題のお店に行くべきではない」ってことになります。
オーダーの制限時間がある
また、こうしたお店の多くは、食べ放題の時間とは別に「オーダーの時間制限」があります。
例えば、「100分食べ放題」となっている場合は、「100分の間ずっと注文できる」という意味ではありません。
ほとんどのお店では、「注文できるのは80分」というルールを設定しています。
つまり、「100分食べ放題」のルールは、80分間は何を注文してもかまわないが、80分でオーダーストップ、残りの20分で全て食べ切るということになります。
この場合、80分を過ぎて、おもむろに「デザートを注文しよう」なんていうのは、当然マナー違反になります。
食べ放題のお店に入る際は、「オーダーストップの時間」をきちんと把握しておくようにしましょう。
時間を過ぎて居座るのはNG?
意外と迷うのは、「食べ放題の制限時間を過ぎたあとも、客席に座っていても良いかどうか」という点です。
例えば、制限時間が100分だとして、100分を過ぎた時点で、まだテーブルの上にお肉が残っているというようなケースです。
まず、原則としては、残っていようがいまいが「制限時間」のルールに従い客席を立たなければなりません。
そのため、「もしも残っていたら」ということを考える前に、「なるべく、注文したものはすべて時間内に食べきる」というのが基本のマナーです。
このことを踏まえた上で、「時間を過ぎた後も、座っていても良いかどうか」というのはお店の状況次第です。
例えば、他の席にもほとんどお客さんがいなくて、新しいお客さんもあまり入ってこない、というような状況なら、多少時間をオーバーしていても大目に見てもらえる可能性があります。
ただしこれは、「お肉はすべて焼き終わっている」というのが前提になります。
もしも、「時間が過ぎてもまだお肉を焼いている」となってしまうと、その分だけ火力などの無駄なエネルギーを使っているわけですから、やはりこれも「マナー違反」ということになります。
時間オーバーが許されるのは、あくまでも「もう少しで全て食べ切れる。残すのはもったいない。」というケースに限られます。
ただしこのときは、なるべく急いで食べるようにして、食べ終わったらすぐにお店を出るようにしましょう。
「お客さんがいないんだから」と言って、ズルズルと何十分も居座るというのは完全にマナー違反です。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、焼肉食べ放題のお店で、最低限知っておくべきマナーとして…
・「当店のおすすめ(突き出し)」は、なるべく全部食べる
・オーダーストップの時間以内に注文を終える
・注文した物は残さない
・残り時間で食べられる量を計算して注文する
・制限時間になったら席を立つのが基本
以上、5つのポイントについてご紹介してきました。
やはり、食べ放題とは言え最低限のマナーはあります。
くれぐれも、気をつけるようにしましょう。
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