LINEクリエイターズスタンプとは?作り方や審査について
今は言わずと知れたコミュニケーションツールのメッセージアプリ「LINE」。
メッセージや通話、タイムラインの機能まであり、若者から大人まで大人気のアプリです。
LINEのメッセージで使用できるスタンプもとてもカワイイものが多く、種類が沢山あるのでシーンに合わせて使えるのでとても便利です。
実は、このLINEスタンプ、自分でオリジナルのスタンプを作って販売することが出来るのをご存知でしょうか?
LINEユーザであれば誰でもLINEスタンプのクリエイターになれちゃいます!
ここでは、そんなLINEスタンプの販売についてご紹介していきます。
LINEクリエイターズスタンプとは?
自作のラインスタンプの販売は、LINE株式会社が提供している「LINE Creators Market」というプラットフォームで販売が出来ます。
「LINE Creators Market」は、「LINE」が公式に提供しているプラットフォームのことで、ここに登録すれば、職業、年齢、プロ、アマ、個人、企業を問わず誰でもLINEのスタンプを制作&販売することが可能です。
現在、世界124カ国からの参加があり、販売中のスタンプは1万以上もあるんです!
ここで作成されたスタンプは、「LINEクリエイターズスタンプ」と呼ばれ、1セットにつき50LINEコイン(120円)で販売が可能です。
売れたスタンプの収益分配率は、売上総額の35%となっています。
また、最低支払い金額は1,000円からとなっていますので、1000円以上の売上があれば、売上金額がクリエイターに振り込まれる仕組みです。
自分が作成した「クリエイターズスタンプ」の人気がでれば、プチ収入も夢じゃない?!かもしれませんね♪
収入目的じゃなくても、自分の周りの人に作ったスタンプをプレゼントしてもいいですし、コミュニティーの中で共通で使えるようなスタンプを作って遊ぶのも楽しいかもしれません。
LINEクリエイターズスタンプの作り方
「全然絵が上手じゃない…」
「絵を書く専用の機材やソフトが無い…」
と思っているあなたも心配ご無用です。
もちろん、クリエイターの中には、絵を書く仕事をしているプロの方や、専用のグラフィックソフトなんかを持っている人もいるでしょう。
しかし、専門的な知識が無くても、全くの素人でもスタンプは作成出来るんです!
紙とペンで描いたイラストをスマホ等で写真に撮り、PCに入っているペイント等のソフトで編集するだけでも簡単にスタンプを作れます。
ここでは、簡単な基本の流れをご紹介します。
メイン画像とトークルームタブ画像は、スタンプ画像40個の中から同じ物を選ぶことも出来ますので、最低でも40個の絵を用意する必要があります。
LINEスタンプの制作ガイドラインは、LINE公式HPでも確認することが出来ます。
https://creator.line.me/ja/guideline/
スタンプの作成は、下記の手順で簡単に作ることが出来ます。
1.まずはスタンプになる絵を書く
紙とペンを用意して、スタンプの絵を書きましょう。
この段階で色を塗ったりセリフを入れてもいいですし、後からPCで色を塗ることも出来ますので、お好みでどちらかに選びましょう。
2.書いた絵をスマホに取り込む
書いた絵を、スマホのカメラでパシャパシャ1枚ずつ撮っていきましょう。
無料のスキャンアプリなんかもありますので、なるべく影ができないように取り込みます。
3.PCに画像を取り込み、色を塗る
スマホで取り込んだ写真をPCに取り込みます。
前述の1.の段階で色塗りやセリフを入れていない場合は、ペイントやフリーペイントソフト等で色を塗りましょう。
画像はPNGファイルの形式で保存しましょう。
4.背景を透過する
イラストの背景を透過する必要があります。
こちらも背景を透過するフリーソフト等がネットで簡単にダウンロード出来ますので、使いやすいフリーソフトを探してみるといいかもしれません。
5.サイズを合わせる
サイズの規定がありますので、サイズ調整を忘れずに行いましょう。
メイン画像はW 240×H 240 pixel 、トークルームタブ画像はW 96×H 74 pixel、スタンプ画像は最大W 370×H 320 pixelです。
6.スタンプを作り終わったら、「LINE Creators Market」で、クリエイター登録をしましょう。
LINEのアカウントを持っていればすぐに登録が出来ます。
クリエイター登録が終われば、スタンプ登録をします。
作成したスタンプをアップロードして、スタンプの説明文を書いて申請をして完了です。
スタンプの説明文は、英語入力が必須のため、日本語だけでなく英語の説明文も考えておきましょう!
後は、承認されることを待つのみです。
現在は申請数が膨大な数であることから、申請してから1~4ヶ月はかかると言われていますので気長に待ちましょう。
LINEクリエイターズスタンプの審査について
それはスタンプ販売の前に「審査」があるということです。
「審査」の基準に合格しなければ、リジェクト(不合格)となってしまい、販売には至りません。
LINEスタンプの審査のガイドラインは、LINE公式HPでも確認することが出来ます。
https://creator.line.me/ja/guideline/
審査でリジェクトされやすい項目をまとめてみました。
・画像のサイズやフォーマットが違ったり、画像が透過されていない
・単純なイラストや文字だけのスタンプ
・著作権を侵害している
・酒やたばこ、差別表現、暴力表現、性的表現、賭け事を助長するような表現
・スタンプセットの中に、似た画像や使いまわしの画像が複数ある
・色数が2色以下のもの
・イラストではなく、写真を加工している
・スタンプの説明文と画像が一致していない
一度リジェクトされてしまうと、再度最初から審査となりますので、承認まで時間がかかってしまいます。
上記で紹介した以外にも審査の基準が色々とありますので、スタンプを作成する前にガイドラインをチェックしておくとスムーズです。
まとめ
いかがでしたか?
自分の絵がLINEスタンプになるなんて、とてもワクワクしちゃいますよね!
手軽にクリエイターデビューできるこの仕組み、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
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