もやもや病とは?症状や原因と治療法、妊娠時のリスクなど

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もやもや病

もやもや病という病気があるようです。
あまり聞きなれない病名ですが、一体どんな病気なのでしょう?

名前からは全く検討もつかないもやもや病ですが、どんな症状があって何が原因で発症するのか。
また、もしもやもや病にかかってしまった場合に治療法はあるのか?など、もやもや病についてまとめました。

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もやもや病って?症状や原因について

もやもや病は、日本人に多発する原因不明の進行性脳血管閉塞症のことです。
脳の血管を撮影した際に動脈が写らず、代わりに毛のように細い異常な血管がもやもやとした状態に写ることからこのような名前がつけられています。

もやもや病は日本や韓国、中国など東アジアに多く見られ、日本人の患者さんは5300人もいると言います。

もやもや病は内頸動脈が塞がることが原因で起こりますが、どうして内頸動脈が塞がるのかはハッキリ分かっていません。
ただ、遺伝的要素が少なからず関係していることは分かっています。

もやもや病を発症して現れる症状は年齢によって二種類あります。

・若年型(5歳前後が発症のピーク)
過換気で一過性の頭痛、痙攣、意識障害、脱力、感覚障害などが起こります。
時に、もっと小さい子どもが発症することもありますが、知能障害が現れる恐れもあるので深刻です。

・成人型(30~40代がピーク)
脳内出血、くも膜下出血、頭蓋内出血、脳室内出血、脳梗塞などを発症します。

もやもや病を治療するには?

先述の通り、もやもや病はハッキリした原因が分かっていませんが、もしもかかってしまった場合に治療は可能なのでしょうか。

もやもや病は根本的な治療法が確立されていないので、現状としては、塞がった内頸動脈を手術して脳に血流が流れるようにします。
手術することで脳梗塞を防止したり、もやもやとして見える血管を減少させたりして脳が出血するのを防ぎます。
最近は早めに治療をすることでもやもや病の予後が改善されることも分かってきているので、早期治療が望ましいでしょう。

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もやもや病の治療に用いられる外科的血行再建術には二種類の方法がありますが、患者さんの状態や病状に合わせた治療を行うことになります。

・間接的血行再建術
血流が多い組織を脳に接着する方法で、広範囲に血流改善が期待できる反面、新生血管ができるまで期間を要します。

・直接的血行再建術
頭蓋外血管を頭蓋内血管に直接吻合して血流を改善させる方法で、上手く血行再建ができれば一年もすれば症状は軽くなります。
ただし脳梗塞や脳出血が起きている場合は症状が進行するのを防止する治療となります。

もやもや病が妊娠に与えるリスクは?

もやもや病は難病にも指定されている病気ですが、そんなもやもや病を抱えつつも妊娠し、出産することは可能なのでしょうか?

もちろん、もやもや病を発症していたとしても赤ちゃんを出産することはできます。
妊娠中や分娩中に脳梗塞や脳出血を起こすリスクというのは高くはなりますが、きちんと対応してくれる病院なら心配することはありません。

もやもや病を発症している妊婦さんには、血圧の管理及び過呼吸の対応などといった専門的な対応が必要となるため、専門医のいる病院で出産するようにします。
またそういった場合、帝王切開で出産するケースが多いのですが、帝王切開の方が必ずしも安全という確証はないようです。

もやもや病の原因は謎も多くハッキリと分かっていませんが、遺伝的な要因も捨てきれないのは先述の通りです。
そうなってくると妊婦さんとしては子どもへの遺伝が気になるところですが、もやもや病が必ずしも子どもに遺伝するとは限りません。
遺伝子検査などで遺伝しているかどうか検査することもできるので、心配し過ぎるのは良くないし、あまり思いつめないようにしないと元気な赤ちゃんを産めなくなります。

まとめ

もやもや病は難病にも指定されている病気です。
いつ発症するかによって症状も変わってきますが、ハッキリとした原因や治療法が無いのが現実です。
少しずつ研究が進み、原因や治療法も徐々に解明されてはきているようですが、まだまだ謎の多い病気です。

遺伝も考えられるため、もやもや病を発症している妊婦さんは赤ちゃんへの遺伝が心配でしょうが、必ずしも遺伝する訳ではないので、元気な赤ちゃんを産めるよう、心配し過ぎないように努めることも大事です。

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