あなたが仕事でケアレスミスをする理由と確実な4つの予防法
「自分はなぜ仕事でミスが多いのだろうか」と悩んでいませんか?
仕事でミスをして落ち込んでしまうと、それがトラウマになって、また次もミスをしてしまう、という悪循環に陥ってしまいますよね。
そこで今回は、あなたがなぜ繰り返しミスをしてしまうのか、という理由と、仕事でケアレスミスを確実になくすための方法について、ご紹介していきます。
1、睡眠時間を確保する
毎日、十分な睡眠をとっていますか?
ミスが多いと悩んでいる人の多くは、十分な睡眠時間を確保できていません。
睡眠時間が足りないと、集中力が途切れて散漫になり、ちょっとしたことでケアレスミスをしてしまいます。
「仕事でミスをしないようにしよう」と、仕事中にいくら考えても、睡眠時間が足りていない状態では、なかなかミスをなくすことはできません。
ですので、仕事内容そのものを考えるのではなく、まずは、就寝の時間をきちんと決めるようにしてみましょう。
そして、就寝時間から逆算して、お風呂の時間や夕食の時間、帰宅の時間なども、ある程度決めておきます。
一見、仕事に関係がないように見えるかもしれませんが、生活が乱れていると仕事にも影響します。
「仕事の質を上げてミスを無くすために、睡眠時間を確保する」
と決めて、規則正しい生活を心がけてみましょう。
2、ミス日記をつける
あなたは、自分がこれまでに、「どういう案件で、どういうミスを何回したのか」ということを覚えていますか?
「そんなの、いちいち覚えてるわけないじゃん」
と、思うかもしれませんが、それだとまた同じようなミスをしてしまう可能性が高いです。
ミスを繰り返す人というのは、あらゆる仕事でミスをしてしまうのではありません。
たいていは、ある特定の場面や、特定の仕事内容の時に、「どういうわけか前回と同じようなミスをしてしまう」というケースが多いんです。
あなたにも、心当たりがあるのではないでしょうか。
そこでオススメなのは、「ミス日記」をつけることです。
ミス日記とは、あなたが仕事でミスをしてしまったときの内容や状況を、記録しておくためのものです。
こうしておくと、自分のミスの傾向というものが見えてきます。
・合計金額の計算を間違えやすい、
・午後2時台が最もミスをしやすい、などです。
「自分はケアレスミスが多い」と悩んでいる人の多くは、自分のミスの傾向を把握していません。
ミスの傾向が把握できていないから、次に同じミスをしそうなときに、対策ができないんです。
でも、このミス日記をつけておいて、1週間分ぐらいを見返しておけば、自分のミスのパターンのようなもの見えてきます。
ミスの傾向が分かれば対策もしやすい
例えば、あなたが午後2時台にミスが多いということがわかったなら、
・重要な仕事は午前中に集中して終わらせる、
・2時台は、絶対に間違えないようなルーティン作業を行うようにする、
など、最適な対策を講じることができます。
「そんな日記を毎日つけるのは大変だ」と考えてしまうかもしれませんが、それは今だけです。
あなたが自分のミスの傾向をつかんで、対策を行うようにしていけば、ミスは必ず減っていきます。
そうすれば、ミス日記に書く内容も、次第になくなっていきます。
自分のミスの傾向を知るためのミス日記は、かなりオススメですよ!
3、少しでもわからないことがあれば質問する
仕事で少しでもわからないことがあれば、できる人にどんどん質問するようにしましょう。
「あまり頻繁に質問したら、嫌がられてしまうかも」と、怖がっていませんか?
でも、それは間違いです。
仕事でミスをしてしまう人の多くは、「質問が苦手」という共通点があります。
質問をするのが得意でないため、自信がないのに自分で勝手に判断をしてしまい、その結果としてミスをする、というパターンが、とても多いんです。
質問ができない人というのは、「質問をしたらウザがられる」と考えてしまいがちですが、そんなことをみなが気にしてしまったら、職場全体の仕事がうまくいきませんよね。
ウザがられても、質問は必ずしたほうがいいと言える理由
そこで発想を変えて、「質問をしてウザがられた方が、ミスをして怒られるよりもよっぽどまし」と考えるようにしましょう。
もしもあなたが先輩に質問をして、心の狭い先輩が本当にウザがって教えてくれなかったとしたら、あなたのミスはその先輩の責任です。
勇気を出して質問をした以上、あなたのせいではありません。
それに、あなたのミスがなくれば、上司や先輩にとってもその方が良いに決まっていますから、あなたが質問をすれば絶対に教えてくれます。
ですから、あなたはウザがられることを全く気にする必要はないんです。
ミスをなくして、仕事の質を上げるために、不明なことがあればどんどん質問していくようにしましょう。
4、自分への注意や警告を、付箋に書いて貼っておく
ミスをすると、上司や先輩は、「次にミスしないようにちゃんとメモっておきなさい」と、よく言いますよね。
でもメモには、効果的なメモの仕方、というものがちゃんとあります。
ここを間違えてしまうと、いくらメモをとっていても、結局また同じミスをしてしまいます。
きっとあなたにも、「せっかくメモしておいたのに・・・」というような悔しい思いをした経験があるのではないでしょうか。
そこでオススメは、メモ帳ではなく、付箋に書いてよく見えるところに貼っておくことです。
メモを冷蔵庫のドアに貼るのが効果的な理由
主婦の人がよく、予定表などを冷蔵庫のドアの前にマグネットで貼っているのを、目にしたことがあるかと思います。
これは、マグネットでひっつくから、という理由からではありません(もちろんそれもありますが)。
冷蔵庫のドアの前にメモを貼っておくのが効果的なのは、毎日必ず定期的に目にする場所だからです。
こうすることで、メモの内容がより一層記憶に残りやすくなります。
一方メモ帳というのは、「ポケットから出して、メモ帳を開く」という2つの余分な動作が必要になります。
この2つの動作がついつい面倒くさくなって、「メモはしたものの、結局メモ帳を見直さない」ということになってしまうんです。
あなたが間違いやすいポイントや、忘れてはいけない項目等があれば、付箋に書いて、デスクトップPCのディスプレイや卓上カレンダーなど、自分が普段一番よく見るところに、貼っておきましょう。
そうすれば、メモの内容を忘れにくくなりますよ!
まとめ
いかがでしたか。
今回は、仕事でケアレスミスを繰り返してしまわないための対策方法として、
の4つをご紹介してきました。
1.睡眠時間を確保する
2.ミス日記をつける
3.少しでもわからないことがあれば質問する
4.自分への注意や警告を、付箋に書いて貼っておく
まずはこの4つを、毎日少しずつでもいいので、実践するようにしてみてください。
こうすることであなたの脳は、「ミスを減らそう」という方向に、ちゃんと動いてくれますので、効果は確実に現れてきます。
「ミスを減らすのは大変そう」などと心配する必要はありません。
今回ご紹介した対策方法を、少しずつでも実践していけば、あなたのミスは必ず減っていきます。
そして何より、ミスがなくなれば、対策もしなくてよくなりますし、仕事の効率も上がりますから、結果的にあなたの仕事は、今よりもはるかに楽になりますよ!
Your Message