目的・目標がない!?勉強に集中できない最大の理由と確実な対処法

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勉強,集中できない

「勉強しようと思って机に向かっても、ついつい気が散ってスマホを見てしまい、全然勉強に集中できない!」と、悩んでいませんか。

あなたが集中できないのには、ちゃんと理由があります。

そこで今回は、あなたが勉強に集中できない理由と、どうすれば勉強ができるようになるのか、という対処法について、ご紹介していきます。

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あなたが勉強に集中できない理由

「勉強したいと思っているのに、全然集中できない」
「勉強しなければいけないと頭ではわかっているのに、ついついほかのことをやってしまう」

こうした悩みは、いわば、学生時代の定番の悩みだと言えます。

そして多くの人が、この悩みを解決できないままに、学校を卒業します。

あなたが勉強に集中できない理由を考えるうえで、あなたがまず知っておくべき、たったひとつの重要な真実があります。

たったひとつの重要な真実

それは、「あなたの本心は勉強したくないと思っている」ということです。

このポイントおろそかにしてしまうと、勉強方法や勉強のコツ、集中できる方法などをいくら聞いたところで、「絶対に勉強に集中することはできない」と断言できます。

あなたの本心が「勉強したくない」という方向に傾いている以上、いくら勉強に集中しようとしたところで、あなたの脳は言うことを聞いてくれません。

つまり、あなたが今、勉強に集中できていないのは、内心では勉強したくないと思っているからなんです。

人間の脳は最も楽な方法を選ぶようにできている

なぜあなたの脳は、無意識のうちに「勉強したくない」と考えてしまうのか。

それは、私たち生物全てに備わっている「生存本能」によるものです。

生物はすべて、「最も楽な方法」を選ぶようにできています。

例えば、あなたが目的地に向かって歩いているとします。

このとき、10分で到着できる道と、30分かかる道があった場合、どちらを選びますか?

おそらく99パーセント以上の人は、10分で到着できる道のほうを選ぶはずです。

「そんなの当たり前じゃないか」と思うかもしれませんが、「なぜ当たり前なのか」ということを突き詰めて考えていくと、それは、エネルギーを節約することが、生存する上で効率が良いからです。

要するに、辛くて難しいことをするよりも、楽なことをしている方が、エネルギーを節約できて、生き残りやすい、ということです。

常に楽を選ぶのは、生物の脳に備わった本能

これは、生物が生存するために備った本能です。

つまり、あなたが勉強よりもスマホのほうを選んでしまうのは、単純に、そのほうがエネルギー消費が少なくて、楽だからです。

そこであなたの脳は、「勉強したくない!」という命令を発して、エネルギーをできるだけ節約させようとします。

「あなたの脳は、生存のために常に楽な方を選ぶ」

まずはこのことを、しっかりと認識しておかなくてはなりません。

これがわかっていないと、世間に溢れている、勉強法や集中するノウハウなどを小手先で真似をしてみたところで、勉強ができるようにはならないんです。

勉強には必ず目的が必要

ですので、今あなたが考えるべきことは、「どうすれば勉強に集中できるか」ということではありません。

大切なのは、一体どうすればあなたの脳が、楽な方を選ばずに、自主的に「勉強したい」と思えるのか。

脳が「勉強したい」という命令を発するためには、「勉強の目的」が絶対に必要です。

何のために勉強するのか

あなたは今、何のために勉強しているのでしょうか。

親に言われたから?
勉強しないと怒られるから?
勉強しないと落第してしまうから?

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でも、これって全部、「勉強しないと悪いことが起こる」という、ネガティブな理由ばかりですよね。

「勉強すると良いことが起こる」という、もっとポジティブな理由はないものでしょうか。

あなたが勉強をするべきたったひとつの理由

ここで、結論を言っておきます。

あなたが勉強をするべき、たったひとつの理由。

それは、人生の選択肢を増やすためです。

勉強すれば、人生の選択肢が広がり、勉強しなければ、人生の選択肢は狭くなります。

「え、それだけ?」と思うかもしれませんが、本当に、それだけです。笑

でも、「人生の選択肢」というのは、「それだけ」なんていう言葉では片付けられないほど、人生の中では1、2を争うくらい、重要なものなんです。

極端な話をすると、例えば、偏差値が50の人は、偏差値が50の学校にしか行くことができませんよね。

でも、偏差値が70あれば、50の学校にも70の学校にも、頑張れば80の学校にだって行くことができます。

そして、卒業した後も、偏差値が高ければ、会社員や公務員、自分で起業など、様々な未来を選択することができます。

しかし偏差値が低い場合は、そもそもそういう選択肢自体がない、ということが往々にしてあります。

選択肢に差がつく

中卒と高卒とでは、就ける仕事に大きな差があります。

そして、同じ高卒でも、ちゃんと勉強をした人とそうでない人とでは、選択肢でやはり差がついてしまうんです。

例えばあなたが、コンビニのレジ打ちという仕事に憧れているとします。

この時、「コンビニのレジ打ち以外にできる仕事がないのか」、それとも、「数ある仕事の中から、あえて積極的にコンビニを選んでいるのか」

両者には、天地雲泥ほどの差があります。

あなたは、どちらの人生のほうがいいと思いますか?

将来の夢が見つからない

将来の夢は、あるに越したことはありません。

しかし、もしもあなたにまだ将来の夢がないならば、無理に見つけようとする必要はありません。

大切なのは、選択肢です。

今はまだ、夢が決まっていないかもしれませんが、もしも今後、将来の夢を明確にしたいときに、選択肢が1つしかない状態で、仕方なく自分の将来を決定するのと、数ある選択肢の中から余裕を持って決定するのとでは、一体、どちらがいいですか?

これを読んでいるあなたは、もうお分かりですよね。

勉強の目的は選択肢を増やすこと

選択肢は、多ければ多いほど、人生の幅が広がります。

そして、あなたの将来の選択肢を増やしていくために最も必要な行為が、勉強なんです。

この思いがあれば、あなたの脳は必ず、「勉強したい」と思ってくれるようになりますよ!

まとめ

いかがでしたか。

最後に今回の内容を、もう一度まとめておきます。

あなたが勉強に集中できないのは、あなたの脳が、「本心では勉強したくない」という命令を発し続けているからなんです。

これは、エネルギーの節約のために、生物に備ったメカニズムです。

ですからこの状態で、いくら小手先の勉強方法を試しても、ほとんど効果はありません。

あなたの脳が「勉強したい」と思えるように、仕向けなければなりません。

つまり、勉強の真の目的を知る、ということです。

テストの成績や受験というのは、あくまでも目的の途中で必要な手段であって、目的そのものではありません。

勉強の真の目的は、あなたの人生の選択肢を増やすことです。

あなたが勉強した分だけ、人生の選択肢は広がります。

要は、「自分がなろうと思ったものになれる確率が高くなる」ということです。

毎日の勉強は大変かもしれませんが、まずは「選択肢を増やしていこう!」と決めて、できることから、1つずつ取り組んでいってみてはいかがでしょうか。

少しずつでも続けていけば、いつか必ず、自分の選択肢が増えていることを、実感できるようになりますよ!

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