理由を聞かれると逆ギレ?理由を言わない人の3つの心理&対処法
「理由を言わない人」っていますよね。
例えば、あなたに助けを求める際に、「そもそもなぜ助けが必要なのか」という理由を明確にせず、ぼかしたり、ハッキリ言わないタイプの人です。
理由を隠されると、こちらとしても「助けてあげよう」という気が失せてしまいますよね。
また、こういうタイプの人に対して、こちらが理由を知りたいと思って尋ねると、「逆ギレ」されるケースもあるので注意が必要です。
そこで今回は、理由を言いたがらない人の3つの心理と、その対処法についてご紹介していきます。
社会では「理由」が必要
相手に何か頼み事をしたり、自分の希望を通そうと擦る場合には、必ず理由が必要です。
最も代表的なものは「退職届」です。
退職届には、必ずと言っていいほど、「一身上の都合により」という言葉が入っていますよね。
「一身上の都合」とぼかして書いてありますが、これがつまり「仕事を辞めたい理由」です。
「辞めたいから辞めます」では通らない…。これがいわば、社会のルールでありマナーです。
理由を言いたがらない人
しかし世の中には、「理由を言いたがらない人」というのがいます。
例えば、あなたが友人から「お金を貸して欲しい」と頼まれたとします。
この場合あなたは、「貸さないこともないけど、どうして必要なの?」と理由を尋ねますよね。
ここで、「いや、ちょっと…」と、口ごもってしまうタイプの友人があなたの周囲にもいるはずです。
つまり、「理由を言いたがらない人」です。
自分で自分の首を絞めている
でも、こういう対応をされると、こちらとしても「貸す気がなくなってしまう」のが人の心理というものです。
もしも、この友人が「借金する理由」をきちんと話していれば、周囲の人からも十分に助けてもらえたかもしれません。
でも、「理由を言いたくない」ために、自ら自分の首をしめているわけです。
彼らはどうして、理由を隠そうとするのでしょうか。
1.後ろめたいことがある
最大の理由は、「うしろめたいから」です。
つまり、自分の中で「あまり良くない理由だ」という自覚があるため、理由をはっきりと口に出して言えないんです。
例えば、借金の例で言えば…
「スキルアップをしたい」「家族が病気」などの理由だったら、何も隠さなくてもはっきりと言えますよね。
でも、「遊び過ぎて金が無くなった」といった理由だと、さすがに「後ろめたい」という思いが生じるので、理由を正直に言えなくなってしまうんです。
2.叱られるのが怖い
また、「相手から叱られるのが怖い」という心理が働いて理由を隠すケースもあります。
例えば…
「足が病気になったから、手術代が必要」というのが借金の理由なら、それを正直に言って「叱られる」はずもないでしょう。
でも、これがもしも「鼻を高くする美容整形手術をしたいから、お金を貸してほしい」という理由ならどうなるでしょうか。
さすがに「そんなくだらない事のためにお金は貸せない」となりますよね。
場合によっては、「そんなことで借金なんかするんじゃない!」と、あなたから叱られる可能性だってあります。
こういう可能性を考えていくと、正直に理由を言うのが躊躇われるわけです。
でも本当は、それでも正直に理由を言うべきなんですけどね。
3.「自分が悪い」とわかっている
また、「自分に非がある」と認めている時にも、人は理由を隠そうとします。
典型的なのは「肥満」です。
もちろん、先天的な肥満や、病気によるものもあるでしょうが、やはり肥満の理由は、圧倒的に食べ過ぎと運動不足です。
つまり、「自分が悪い」ということなんですね。
そして、この肥満の原因で、病気になったり怪我をした場合、やはり、「太りすぎていたから」とは自分ではなかなか言えないものです。
「そもそも太ったのは自分のせいでしょう?」と言われてしまうからです。
この場合は、誰が見ても「食べ過ぎが原因で病気になった」と分かっているのに、本人だけはそれを隠そうとしてしまう…というわけです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、理由を言わない人の3つの心理として…
1.後ろめたさを感じている
2.叱られるのが怖い
3.自分のせいだと分かっている
以上、3つのポイントについてご紹介してきました。
もしも友人があなたに何か頼み事をする際、理由を隠そうとしているなら…
それは、やはり心のどこかで「後ろめたさ」を感じていると見るべきでしょう。
そんな友人には、要注意です。
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