入学式で失敗?子供が中学高校の入学式をしくじらない為の助言5つ
子供が、中学や高校の入学を控え、「入学式で失敗したくない!」と意気込んでいませんか?
入学前は、制服などの準備もいろいろ大変ですが、この時期、子供にとっての最大の心配事は…
「入学式で失敗すると、その後の学校生活が真っ暗になる」という点です。
おそらくあなたの子も、「スタートで失敗したらどうしよう…」と、不安になっている可能性があります。
となると、やはり親としても、「入学時の心がけ」について、よく知っておくに越したことはありません。
そこで今回は、中学・高校の入学を控えた子供が、入学式で失敗しないための「アドバイス」として、5つのポイントをご紹介していきます!
1.焦ってガンガンいかない
まず、何よりも「焦り」は禁物です。
「新しい学校生活のスタートだ!」とばかりに、焦ってガンガン友達作りに励んでしまう…
そういったタイプの子供が、クラスに必ず1人はいるものですが、これは基本的に「NG」です。
入学式は「様子見」
なぜなら、ほとんどの生徒にとって、入学式は「様子見の時期」だからです。
・このクラスにはどういう生徒がいるのか
・誰がクラスを仕切りそうなのか
・自分はどの辺のポジションに位置しているのか
クラス全員が、そういった諸々を観察し、自分の立ち位置を計るセレモニー
それが、学校の入学式というものです。
そういった空気を読めず、このタイミングで「友達を増やそう!」と、ガンガンLINEを交換したり、話しかけたりすると…
確実に「浮く」ことになります。
浮いてしまうと後が大変
クラス内で一度浮いてしまうと、これは大変で、イメージは容易に払しょくできません。
なんと言っても、第一印象としてクラスみんなの頭に刻まれるのですから、それを復すのが大変なのは想像に難くないでしょう。
とにかく、入学式の時期に最も大切なのは「浮かないこと」です。
そして、クラス内で浮かないようにするためには、あまりガンガン交流を持とうとしないのが肝要。
2.明るすぎない
また、「陽キャ(陽気なキャラ)になりたい」といった思いから、過度に明るくし過ぎるのも禁物です。
逆に、「明るすぎない」を心がけるくらいでちょうどいいでしょう。
先述の通り、入学式は、あくまでも「様子見」の時期という扱い。
だとすれば、本来明るいキャラの子であっても、ある程度、その明るさを抑えているものです。
それなのに、過度に明るくし過ぎると、これまた「浮く」ことになります。
また、「陽キャのリーダー格」から、目をつけられてしまう危険性もあります。
やはり、スタートが肝心とは言え、「明るさ」はほどほどにしておきましょう。
※ 陽キャに関してはこちらの記事やこちらの記事が明るいです。
3.地味すぎない
明るすぎるのもNGですが、地味すぎるのもあまり良くありません。
なぜなら、生来の自分の明るさを押さえすぎると、本来「仲良くなれるはずの気の合う友達」が見つけにくくなるからです。
明るすぎず、地味すぎず、ちょっと難しいけど、ほどほどのテンションを維持するようにしておきましょう。
4.キャラを作らない
最もやってはいけないのは、「キャラ作り」です。
例えば、近年の学校では、「ウェイ系」がクラスで上位になりやすい、という傾向があります。
「ウェイ系」とは、いつも「ウェイウェイ」と言っていそうな、底抜けに明るいタイプの人を指す用語です。
しかし、ウェイ系がクラス内カーストで「上位」だからと言って…
本来ウェイ系でない人が、ウェイ系を演じようとしたところで、必ずボロが出て見抜かれます。
こうなると、ウェイ系の仲間にも入れてもらえないばかりか、自分の本来の友達の層からも白い目で見られてしまいます。
キャラを作ろうとせず、ありのまま、本来の自分のキャラクターを保つようにしましょう。
※ ウェイ系やクラス内カースト・スクールカースト等については、こちらの記事で解説しています。
5.空気を読みすぎない
これまで見てきたように、入学式の直後は、生徒の誰もが、手探りながら「空気を読もう」とします。
しかし、あまり過度に空気を読みすぎてしまうのも考えものです。
なぜなら、クラス内の空気なんて、そうそう簡単に分かるものではないからです。
入学式直後の時期に、どれほど空気を読もうとしたところで、肝心のところは何一つ見えてきません。
「ある程度慣れてきたら、なんとなくわかってくる」というのが、空気というものです。
空気なんて無理に読もうとしなくても、2学期にもなれば自ずと分かってきます。
それに、「何とかして空気を読もう」なんて、そんなことばかり考えていると、やがてそれがストレスになります。
「自然体」でいてこそ、ストレスのない楽しい学校生活が送れるというものです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、「入学式で失敗しないための方法」と題し…
1.焦ってガンガンいかない
2.明るすぎない
3.地味すぎない
4.キャラを作らない
5.空気を読みすぎない
以上、5つのポイントについてご紹介してきました。
近年は、生徒同士の序列を意味する、「学校内ヒエラルキー」「スクールカースト」なんていうものが、年々深刻化しています。
そのため、子供にとっては、「クラスにおける自分のポジション」というものが、まさに死活問題なんですね。
しかし、そのために自分を押し殺し、あるいは偽った自分で学校生活をスタートさせても、ちっとも楽しくないし、そもそもそれでは本末転倒です。
子供には、「自分らしく、そのままのあなたが一番魅力的なんだよ!」ということを教えてあげるようにしましょう!
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