新生児のニキビはいつ治る?赤ちゃんニキビに皮膚のお薬がNGな理由
赤ちゃんニキビで悩んでいませんか?
赤ちゃんのお肌はとてもデリケートです。
そのためか、小児科でお肌のお薬をもらってもなかなか治らない…
そんな悩みを口にするお母さんも多いもの。
他にも…
・ベビーソープは何を使えばいいの?
・保湿はするべき?
など、赤ちゃんニキビの悩みや不安は尽きません。
そこで今回は、かわいい赤ちゃんにニキビができる原因と、その対処法についてご紹介していきます。
赤ちゃんニキビとは?
一般に、「赤ちゃんニキビ」や「新生児ニキビ」などと呼ばれていますが、正式には「脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)」と言います。
つまり、「皮脂」の過度な分泌による「湿疹」です。
ニキビに限らず、赤ちゃんの眉毛や髪の毛の生え際などにできる「黄色いかさぶた」なども、基本的には同じです。
ニキビやかさぶたはみな、皮脂の分泌が原因です。
赤ちゃんニキビができる理由
どうして生まれたばかりの赤ちゃんの皮脂が多くなってしまうのかというと…
お母さんの胎内でもらっていた、ホルモンの影響です。
新生児期の間は、このホルモンの量がまだ正常に戻っていないため、皮脂の分泌がどうしても多くなってしまうんです。
そのため、この時期は、ニキビやかさぶたなどが特にできやすくなります。
「生後2ヶ月の赤ちゃんにニキビができる確率は70パーセント以上」
という統計もありますから、「どうして家の子だけが…」などと悩む必要はありません。
新生児ニキビは、ほとんどの赤ちゃんが通る道なんです。
赤ちゃんニキビはいつ治る?
赤ちゃんニキビは、先述の通り、お母さんの胎内でもらったホルモンの影響による「過度の皮脂分泌」が原因です。
ピークは生後すぐから3ヶ月くらいまで。
ほとんどの赤ちゃんは、5ヶ月くらいまでにはしっかり治って、つるつるすべすべの赤ちゃん肌になります。
治るまでにかかる時間には個人差がありますが、「ほとんどの赤ちゃんは自然に治る」ということをまず覚えておいてください。
薬はつけないほうが良い?
また、赤ちゃんの肌はデリケートですから、小児科でお薬をもらってきてもなかなか効かないことも多いです。
そのため、何か病気でもない限りは、薬の使用は控えるようにしましょう。
赤ちゃんニキビができたときにやってはいけないこと
赤ちゃんニキビができたときに、やってはいけないことが2つあります。
それは以下の2点です。
・こする
・薬やローションをつける
つまり、こすらずに優しくなでるように洗い、薬やローションはなるべく使わないようにする。
特に、ステロイド系の薬は、使わないことをオススメします。
お医者さんによっては、「ステロイド系の薬で、一度完全に治した方がいい」という考え方の人もいますが…
ステロイド系の薬は、即効性がある代わりに、治ったニキビが再びぶり返すケースがあります。
ほとんどの赤ちゃんニキビは、時間の経過とともにきれいになっていきますので、あまり強い薬は逆効果になる恐れがあります。
ベビーソープもNG?
また、実際に赤ちゃんニキビを経験したお母さんたちの体験談によると…
「ベビーソープは使わなかった」
と、言っているお母さんが意外に多いんです。
でも、「薬も使わない」「ベビーソープもベビーローションも使わない」と聞くと、何だか意外な感じがしますよね。
なぜなら、多くのお母さんは、赤ちゃんニキビができると…
「ベビーソープやローションは、何を使えばいいの?」と、ついつい悩んでしまうからです。
しかし、そうではなく…
「ただ清潔にしてあげるだけでいい」というのですから、なんだかとても気が楽になりませんか?
まとめ
いかがでしたか。
今回は、赤ちゃんニキビのできる原因と、その対処法などについてご紹介してきました。
まずは「こすらない」、これがもっとも重要です。
また、赤ちゃんニキビができたとき、薬やローションなども、基本的には使う必要はありません。
なぜなら、赤ちゃんニキビのほとんどは、時間の経過とともに自然に治っていくからです。
薬やローションなどを使うよりも…
・清潔にして、
・よく乾かして、
・こすったりひっかいたりしなければ、
自然に治っていきます。
一番避けなければならないのは、赤ちゃんにニキビができたことで、お母さんが育児に対して後ろ向きになってしまうことです。
お母さんが不安になってしまうと、赤ちゃんにも不安が伝わってしまいます。
まずはお母さんが、「赤ちゃんニキビは必ず治る」と信じてあげるようにしてみましょう!
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