根に持つ夫~性格がネチネチして過去の事を責める男の心理と対処法
夫が、過去のことをいつまでも根に持つタイプで悩んでいませんか。
世の中には、何年も前のことを一人で勝手に思い出して、ネチネチと文句を言うタイプの男性が少なからずいます。
夫がこういうタイプだと、何年たっても昔のちょっとした失敗などを取りざたして文句を言うので、聞いている方はストレスが溜まる一方です。
そこで今回は、そうした過去のことをいつまでも根に持つ男性の特徴と、その対処法についてご紹介していきます。
被害者意識が強い
根に持つタイプの男性に共通しているのは、「被害者意識が強い」という点です。
つまり、夫の中では自分はいつも被害者で、妻であるあなたが常に加害者である、という発想です。
例えば、結婚後間もなく、あなたが家の鍵をなくしたとします。
この場合、夫の側も「もっとちゃんと気をつけていれば良かった」と考えられれば、そもそも「根に持つ」なんてことはあり得ませんよね。
お互い反省して次に活かすことができます。
しかし、根に持つタイプは、「妻があの時に鍵を失くしたせいでさんざんな目にあった」ということを何年経ってもひたすらネチネチと言い続けます。
根に持つタイプは、自分が常に被害者であろうとするため、「妻のせいで」という発想から抜け出せないんです。
怒りをエネルギーにしている
過去のことを持ち出して怒るタイプというのは、基本的に「怒りの感情」がエネルギー源になっています。
つまり、あなたに対してカーッとなることが、夫にとってはある意味「気持ちが良かったり」「スカッとしたり」するわけです。
そのため、夫の中で何か少しでも気に入らないことがあると、やり場のない怒りを処理するために、妻の過去の失敗を持ち出して、「お前はあの時…」と怒ってストレス発散をしているわけです。
言われた方にしてみれば、迷惑この上ない話ですよね…。
現状に不満がある
根に持つタイプの夫から、過去のことを持ち出されてネチネチ文句を言われると、「いまだに過去のことで怒っているのかしら?」と考えがちですが、厳密には違います。
夫は過去のことで怒ってるのではなく、怒っているのは、あくまでも「現状の不満」に対してです。
過去の出来事は、その怒りを増幅するためのきっかけに過ぎません。
現状のストレス解消が目的
例えば、夫が仕事で嫌なことがあったとします。
この場合、その不満を職場で処理できればよいのですが、職場でストレス発散するわけにもいきません。
そのため、夫はそのストレスを家に持ち帰ってくることになります。
このとき夫は、自分の現状のストレスを発散するために、わざわざ妻の過去の「落ち度」を持ち出してきて妻を責める…ということです。
つまり、逆に言えば、夫が過去のことを持ち出してネチネチと始めたら、その時は「今日何か嫌なことがあったのだろう」と推測できます。
対処法は?
「根に持つタイプ」への対処方は非常に厄介です。
なぜなら、根に持つ性格というのは、幼少期から生まれ持ったものであるため、改善が困難だからです。
聞き流す
夫が過去のことを持ち出して、ネチネチと文句を言い始めたときの、唯一の対処法は「聞き流す」ことです。
もしもあなたがここで、「過ぎたことなんだから、いつまでも言わなくていいでしょう?」と言い返そうものなら、夫にとってはまさに「思うツボ」です。
夫は、ただ単にあなたを「責めたい」だけだからです。
被害者意識の強い夫は、あなたを加害者に仕立て上げて文句を言い、それであなたが弱っているの見て満足しているようなところがあります。
夫の、こんな身勝手なストレス解消にわざわざ付き合う必要はありません。
「ああ、また始まったな…」と無視して、聞き流すのがベストの対処法です。
無視を日課にしてみる
また、あなたが反応しないことが日常化すれば、夫も過去のことを持ち出して責めるのを諦めてくれる可能性があります。
「過去のことを根に持つ」という夫の攻撃は、徐々に回数が減っていくはずです。
また、仮に回数が減らなかったとしても、あなたが無視し続けていれば、ネチネチした攻撃は、所詮「夫の一人相撲」ですから気にする必要はなくなります。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、過去のことをいつまでも根に持つタイプの男性の特徴として…
・被害者意識が強い
・怒りをエネルギーにしている
・現状に不満がある
などのポイントについてご紹介してきました。
夫からのこうした攻撃は相手にせず、放っておくのがベストです。
しかし、もしもあなたが放っておいてもしつこく絡んできたり、暴力などの手段に出てきた場合は、「別れる」という選択肢も想定しておく必要があります。
こうした性格を改善するのは、ほぼ不可能だからです。
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