相手と同じ方向によけてぶつかる「お見合い」を回避する3つの方法
道を歩いている時に、反対方向から来る人と同じ方向によけてぶつかってしまうことってよくありますよね。
こうした現象は、「お見合い」と呼ばれます。
今回は、「お見合い」の効果的な回避策についてご紹介していきます。
これを覚えておけば、「せっかくよけたのに、結局ぶつかってしまった…」という、残念な事態をうまく回避できますよ!
お見合いはなぜ起こる?
道を歩行中にお見合いが起こってしまう原因は2つあります。
それは…
・相手の行動に自分も釣られてしまう
・同じ道を歩いているため、よける方向が同じになりやすい
以上の2点です。
無意識に起こる
上記いずれの理由も、「無意識」や「瞬間的な判断」によって起こるものですから、これを回避するのはなかなか困難です。
そのため、「道で人とぶつかりそうになったらこうする」としっかり覚えておいて、あらかじめ「心の準備」をしておく必要があります。
対処方法は?
こうした「お見合い」を避けるための対処法は大きく3つあります。
1.そもそもよけない
最もシンプルな対応策は、「そもそもよけない」という方法です。
つまり、「相手が先によけるだろう」と想定して、あなたはそのままのコースでよけずにまっすぐ歩くということです。
そして、もしも予想通り相手がどちらかによけてくれれば、あなたはよけていない以上、ぶつかる心配はありません。
度胸が必要
しかし、これはある程度、度胸の座った人でなければ難しいと思います。
なぜなら、万が一読みが外れた場合、「お互いに正面からぶつかってしまう」という、最悪の事態になってしまうからです。
また、ぶつかってしまった時に、もしも相手が「怖い人」だったりすると、「なんでテメェがよけねぇんだよ!」なんて、イザコザに巻き込まれる危険性もあります。
「ぶつかるかもしれないけれども、あえてよけない」と決めるのは、かなりの度胸が必要です。
失敗のリスクは高いですが、もしも「相手はきっとよける」と自信を持って判断できそうなら、「あえてよけない」という選択肢も十分アリです。
2.事前に大幅によけておく
2つめの方法は、「事前に大幅によけておく」というやり方です。
例えば、あなたの前方20mくらいに、人が歩いて来るのが見えたとします。
このとき、相手の歩く姿を確認できた時点で、すでによけ始めておくということです。
これは、相手があなたにまだ気づいていない状態で行なえば、さらに効果的です。
確実に回避できる
実際のところ、これが最も確実な「お見合いの回避方法」です。
事前によけておけば、相手が近づいてきても、「そもそも同じコースではない」ので、「お見合い」の心配もありません。
そして、あなたが横方向に、1メートル、2メートルくらいの大きな幅を想定してよけておけば、仮に相手が50センチくらい同じ方向によけ始めてもぶつからずに済みます。
要は、「相手がこちらに気づく前に先によけ始める」ということです。
3.相手の目線を観察する
少し高度なテクニックになりますが、「前から歩いてくる人の目線を観察する」という方法もあります。
相手の目線を見れば、「こちらに気付いているのか、気付いていないのか」がだいたい分かります。
そして、もしも相手が、あなたの存在にまだ気づいていないなら、あなたは先によけられます。
逆に、相手があなたの存在に気づいていた場合は、次に相手は「よける方向」を見るはずですから、あなたはその反対方向によければよいわけです。
つまり、相手が目線を右に移したのなら、「右によけるはずだ」と判断して、あなたは左によけるということです。
これには、多少の訓練が必要ですが、慣れてくれば「相手はどちらによけるか」が、読めるようになってきます。
しかし、道を歩くたびにこんなことに気を使っていては気疲れしてしまいますから、あくまでもケースバイケースです。
まとめ
いかがでしたか。
道を歩いているときに、対向から来る人と、同じ方向によけてぶつかってしまうのは…
・相手の行動に釣られてしまうから
・避けるべき方向がお互い同じだから
という、2つの理由があります。
こうした現象は、「お見合い」と呼ばれます。
そして、このお見合いを避けるには…
・そもそもよけない
・事前に大きめによけておく
・相手の目線を観察する
などの方法が有効です。
実際のところ、道を歩いている時に人とぶつかってしまうと、お互いにかなりのストレスやモヤモヤが生じます。
なるべくぶつからないよう、普段から気をつけておくに越したことはありません。
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