「FF外から失礼」の意味とは?ツイッター返信の3つのマナー
ツイッターをやり始めの人が最も混乱しやすいのは「返信の際のマナー」です。
特に、ツイッターには「FF内」と「FF外」という区別があり、ツイートへの返信の際は、この違いをまずきちんと押さえておかなくてはなりません。
「FF内」と「FF外」の区別を知らずにいると…
「誰彼構わずツイートに返信して、顰蹙(ひんしゅく)を買う」
なんていう残念な事態にもなりかねません。
そこで今回は、ツイッターにおける「FF外」という用語の意味と、ツイート返信時のマナーについてご紹介していきます。
「FF外」とは?
ツイッターのコメントの返信欄を見ていると、よく「FF外から失礼します」という言葉を見かけます。
この言葉、ツイッターのルールとして特に決まっているわけではありませんが、多くの人がこのように書いているため、いつしかマナーとなっていったものです。
「フォローをしているか否か」が重要
まず、「FF外」の「FF」とは、「フォローとフォローバック」という意味で、つまりお互いにフォローをし合っている関係を意味します。
そして、「FF外」は、その逆。
つまり、お互いにフォローもフォローバックもしていない「無関係な状態」を「相互フォローの外」とい意味で「FF外」と言います。
「FF外から失礼します」とは?
フォローをしていない相手のツイートに返信をする際は…
「FF外から失礼します」
という文言をはじめに添えるのが一般的です。
これは、つまり…
「あなたとは相互フォローになっていませんが、でも、あなたのツイートに返信をしたくなりました。失礼をお許しください。」
という、非常に奥ゆかしい意味合いが込められています。
FF外でのやり取りは例外的
つまり、逆に言えば…
ツイッター上で会話をする際は、「相互フォローであるか否か」が非常に重要な意味を持つ…ということです。
まとめると、以下のようになります。
・返信欄でのやりとりは、基本相互フォロー(FF内)のみ
・相互フォローでない「FF外」でのやりとりは例外的
使う場面は?
この「FF外から失礼します」という独特の挨拶が登場するのは、基本的に…
「あなたとは、ツイッター上で一度も繋がりがないけれども、私はどうしてもその話題について話をしたかったのです」
というようなケースが多いでしょう。
議論の場で使われる
よくあるのは、政治や思想、時事ネタなど、「議論」が起こりやすい内容のツイートのときです。
たとえば、ある人が「今の世の中は、女尊男卑である」という内容のツイートを投稿したとします。
そして、それを見た別の人が「はい、賛成です!」と賛同したり、あるいは逆に「いや、男尊女卑だと思います」と言うように、そのツイートに対する、賛成や反対の意見を書いていく…というケースです。
こうしたテーマは、往々にして議論に発展しがちです。
そのため、普段つながりのない人でも、「FF外だけどちょっと意見を言わせてください」という展開になりやすいんですね。
逆に言えば、特に議論の余地がない内容については、あまり「FF外」の挨拶は使用されません。
例えば、ただの食事の写真のツイートに対して、いきなり「FF外から失礼します、おいしそうですね!」なんていう返信を「普通はしない」ってことなんです。
まずは相互フォロー
「FF外」という言葉を見てもわかる通り、ツイッター上の繋がりは、まず何よりも「フォロー」が前提になります。
そして、お互いにフォローをし合っている「相互フォロー」になれば言うことなしです。
もしもあなたがツイッター上で…
「この人と繋がりたい」
「この人とやり取りをしたい」
と思ったなら、まずはその人をフォローすることから始めなくてはなりません。
フォローもしていないのに、突然コメントに返信を書いたりするのは、一般的に「マナー違反」とされるからです。
「フォローありがとうございます」
そして、あなたがフォローをした人が、あなたにフォローを返してくれた時は、めでたく「相互フォロー」の関係になります。
また、このときは、相手のツイートの返信欄、または相手に宛てたツイートに、
「フォローありがとうございます」
「フォロバありがとうございます」
という一言を書いておくと、相手から好感を持ってもらえます。
なお、フォロバとは、「フォローバック(フォローを返す)」という意味のツイッター用語です。
こうして初めて「相手のツイートに返信をしても違和感のない関係」になれるというわけです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、ツイッターで相手のツイートへ返信をする際のマナーとして…
1.
フォローをしていない相手に返信をする時は「FF外から失礼します」という文言を添える
2.
まずはあなたが相手をフォローする。相互フォローになれば尚良し。
3.
フォローを返してもらったら、「フォローありがとうございます」というお礼を相手宛てのツイートに書く
以上、3つのポイントについてご紹介してきました。
ツイッターでの返信の際は、これらのマナーを押さえておくようにしましょう。
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