夫の立てひざが行儀悪い!椅子の上でも立て膝になってしまう理由
「夫がいつも立てひざで座って行儀が悪い」
「飲食店の椅子の上でも立てひざをするので一緒にいると恥ずかしい」
と悩んでいませんか。
日本では一般に、ひざを立てて座る、いわゆる「立てひざ」の座り方は行儀が悪いとされます。
しかし、世の中にはマナー違反だと分かっていても、「無意識のうちに立てひざになってしまう」という人がいます。
この場合は、わざとではないにせよ知らないうちにマナー違反をしていることになります。
そこで今回は、椅子の上でも無意識のうちに立てひざをやってしまう人の3つの理由と対処法についてご紹介していきます。
最大のマナー違反
立てひざの座り方は、日本では食事中の最大のマナー違反だと言われています。
そのため、座敷の飲食店で畳の上に座る場合、立てひざの人がいると、それだけで「マナーがなっていない」と思われてしまいます。
また、人によっては、「椅子の上でも立てひざをしてしまう」ことがあります。
椅子の上での立てひざはやる人も少ないので、飲食店の座席でこれをやってしまうとかなり目立ちます。
食事の席で、目の前の人に立てひざをやられると「もう二度と一緒にご飯を食べたくない」と考える人もいるくらいです。
恥ずかしい思いをする
もしもあなたの夫が、立てひざの座り方が習慣になっている場合、外食の際に周囲から「行儀が悪い!」と注意されたり、同席した人が恥ずかしい思いをしたり…なんてことにもなりかねません。
やはり、立てひざになってしまう原因を知って改善していく必要があります。
なぜ立てひざになってしまうのか
立てひざがマナー違反なのは日本では常識ですから、あなたの夫もおそらく「行儀が悪い」ことは十分承知しているはずです。
分かっているのにそうなるのは、わざとしているのではなく「知らないうちに」立てひざになってしまっているんです。
無意識に立てひざをしてしまうケースとしては、大きく次のような理由が考えられます。
腰が悪い
一般に、腰が悪い人は、上半身をまっすぐに立てて座るのが苦手です。
そのため、無意識のうちに立てひざをしてしまう人は、「腰が悪い」という理由が考えられます。
ひょっとしたら、あなたの夫も「長時間あぐらをかいて座ったり、椅子に座っていると腰が痛くなる」と感じているのかもしれません。
この場合は、整骨院/接骨院や整体などで、腰のマッサージなどをしてもらうといいかもしれません。
腰痛が解消されれば、座り方の矯正につながるからです。
そもそも姿勢が悪い
前項の、「腰が悪い」とも関連しますが、椅子でも立てひざをしてしまう人の多くは、基本的に普段からあまり姿勢が良くありません。
なぜなら、椅子に座るときに姿勢をピンと正しくしていれば、足は自然と下の方向へ下りるからです。
しかし、腰が悪く背筋が曲がっている場合は、椅子に座っている間も上半身をまっすぐに保つことができません。
上半身が前のめりになると2本の足の位置が安定せず「ダラン」とした状態になってしまい、「椅子の上でも、立てひざや三角座りの方が楽だ」となってしまうわけです。
畳の生活が長かった
最近でこそ新築の家はフローリングが一般的になっていますが、昔ながらの畳の家で生まれ育った人は「家にあまり椅子がない」ということがあります。
あなたの夫も、ひょっとしたら「小さい頃から椅子に座り慣れていない」という可能性があります。
この場合は、自宅で「椅子に座る練習」をするのが効果的です。
家具店で、「お気に入りの椅子」を買って家に置いておき、椅子に座る練習をしてみてはいかがでしょうか。
お気に入りの椅子でリラックスもでき、椅子に座る練習にもなりますので一石二鳥です。
立てひざの方が楽?
ここまでご紹介してきた、姿勢が悪い人や、椅子に座り慣れていない人にとっては、立てひざが「最も楽な座り方」です。
逆に言えば、椅子にまっすぐ座るのが「苦痛だ」と感じている可能性があります。
もしも夫が無意識のうちに立てひざになってしまう場合は、「行儀が悪い!」と言ってとがめるのではなく、原因と解決策をあなたも一緒になって考えてあげるようにしましょう。
筋トレも効果的
座り方の矯正には筋トレも効果的です。
私たちが姿勢を正す時に、上半身をまっすぐ支えていられるのは、背中や腰の「筋肉」があるからです。
筋肉が弱っていると姿勢をまっすぐに保てません。
毎日少しずつでも筋トレをして、背筋や腰の筋肉を鍛えると、座り方の矯正につながります。
まとめ
いかがでしたか。
今回は無意識に立てひざをしてしまうの理由として…
・腰が悪い
・姿勢が悪い
・椅子に座り慣れていない
などのポイントについてご紹介してきました。
日々の筋トレやお気に入りの椅子で姿勢を正すなどして、椅子にまっすぐに座る練習をしてみるようにしましょう。
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