ピスタチオとは?その栄養成分と健康効果&上手な殻の剝き方

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ピスタチオ

ピスタチオはお酒のおつまみによく合います。
特に洋酒にはピッタリで、日本酒にはあまりピンときません。

さて、けっこう脂っこい感のあるピスタチオですが、どういった栄養成分が含まれているのでしょう。
ナッツ類はほとんどの場合、体に良い栄養素を豊富に含んでいますが、ピスタチオはどうなのかしら?

また、他のナッツ類は、クルミの一部を除くと殻がないのが普通ですが、ピスタチオには殻が付いています。
またこの殻がなかなか剥けないのがあって往生することもありますが、そんな時はどうしたものでしょうね。

そんなわけで、今日はピスタチオに関するお話です。

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ピスタチオとは?

ピスタチオは、ウルシ科の落葉高木から採ったナッツのことです。

ご存知の通り、ピスタチオは固い殻に包まれていて、中の緑色の部分を食べますが、緑色が濃いほど質の良いピスタチオと言われています。

ピスタチオは袋を開封すると、途端に湿気を含んで酸化して風味が劣化します。
開封後は密封できる容器に移し替え、冷蔵庫で保管するのが好ましく、もしも長期間(3ヶ月以上)保管したい場合は冷凍庫に入れるとよいでしょう。

ところで、ピスタチオには必ず固い殻がついていますが、あの殻って必要なのでしょうか?
殻がなかったら割る手間も省けていいんじゃないかと思うのですが…。

ピスタチオは輸入されたときは、生・加工品を問わず、殻付きと殻無しのものがあります。

しかし、私たちが目にするピスタチオはどれも殻が付いていますよね?
どうして殻が付いているのかというと、殻無しのピスタチオはあまりにも貧相で、お世辞にも美味しそうに見えないからだそうです。

また、殻を割って食べるといった楽しみがある他、殻が付いたままの方が酸化しにくく風味や味が変わりにくいという理由から、殻が付いたままのピスタチオが主流になりました。

ピスタチオ 栄養 成分

何気に食べているピスタチオですが、ビタミンやミネラル、食物繊維などを多く含んでいることから「ナッツの女王」とも呼ばれたりします。

ピスタチオに含まれるは主な栄養成分はざっと以下の通り。

・ビタミンB1
・ビタミンE
・βカロテン
・カリウム
・オレイン酸
・リノール酸
・鉄
・ルテイン
・ゼアキサンチン

けっこう色んな栄養素を含んでいることが分かりますね。
また、ピスタチオを食べることで以下の効果が期待できます。

・高血圧予防
カリウムには体内の塩分を体外に排出する効果があります。ピスタチオはカリウムを豊富に含むため、体内の余分な塩分を排出することで高血圧予防に繋がります。

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・疲労回復効果
ピスタチオが豊富に含むビタミンB1には、糖質をスムーズにエネルギーに変える働きがあることから疲労回復効果が期待できます。

・貧血予防
ピスタチオは鉄分を多く含むことから貧血を予防してくれます。

・便秘解消
ピスタチオは食物繊維を多く含んでいるため、腸内環境を整えて便秘を解消してくれる効果が期待できます。

・生活習慣病予防
ピスタチオには不飽和脂肪酸であるオレイン酸やリノール酸が含まれていて、コレステロール値を調整してくれることから、生活習慣病の予防に繋がります。

・美肌効果
ピスタチオに含まれるβカロテン・ルテイン・ビタミンEには抗酸化作用があり、活性酸素を除去して細胞の老化を抑え、肌を綺麗にしてくれます。

・眼病予防
ピスタチオには、白内障や黄班変性症予防が期待できるルテイン・ゼアキサンチンが豊富に含まれています。

以上のように、ピスタチオはかなり体に良い成分を豊富に含んでいるので、ぜひ摂取したい食べ物です。
ただ、欠点もあって、ピスタチオは脂分も多く含んでいるためカロリーが高いんですね。
美味しいからといってあまり食べ過ぎないように注意しないとカロリー過多になって… 太っちゃうかもです。

ピスタチオの殻が固くて剥けない時は?

ピスタチオを食べるには、あの固い殻を剥く必要があります。
割れ目があるので、固いながらもそこから剥けますが、中には割れ目が小さいものや無いものもあります。
そうすると剥くのに往生しますよね。

小さいながらも割れ目があるものは、手が痛くならずに上手に割る(剥く)方法があります。
それは普通に割れて食べ終わったピスタチオの殻を利用することです。
食べ終わったピスタチオの殻を、割れ目が小さいピスタチオの隙間に差し込んで捻るんです。
そうするとあっけないほど簡単に剥けてくれます。

ただ、全く割れ目のないやつも中はあって、そういうのはとりあえず指て挟んでギュッと力を入れてみますが、それでも割れないならくるみ割りなどの道具が必要です。なければペンチなどでも代用できます。

ピスタチオの固い殻を剥けたら次に出てくるのは薄皮ですが、これについては、剥くべきかそのまま食べるべきか悩む人もいますけど、薄皮については「お好みで」いいようです。
薄皮にも味がついているので食べられますが、食感が嫌だという人は薄皮も剥いて、出てきた緑の部分だけ食べるとよいですね。

まとめ

ピスタチオには体に良い成分がたくさん含まれていることが分かりました。
でも、脂分も多いので食べ過ぎには注意しないとカロリー過多になります。

割れにくいピスタチオの殻も、前述の方法だと意外なほど簡単に割れるので次の機会にでもぜひ試してみてください♪

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