ナプキン常備してる?中学生の娘の生理用品を母親が買うべき理由
娘が中学生になって、「ナプキンくらい、自分で買ってきなさい!」…なんて言っていませんか?
実は、小学校高学年から中学にかけての女の子が、一番嫌がっているのが、「生理用品を自分で買うこと」なんです。
ですので、あなたが娘の生理のことをもっと気にかけて、生理用品もあなたが買ってきてあげるようにすれば、娘さんはきっとあなたに感謝するようになります。
そこで今回は、娘の生理用品を母親が買ってきたほうが良いと言える5つの理由についてご紹介していきます。
娘の生理用品を親が買うべき5つの理由
娘の生理用品を親が買ってくるべき理由としては、大きく次の5つが挙げられます。
●サイズがわからない
●タイプ別の用途がわからない
●店員に見られるのが恥ずかしい
●友達に見られるのが恥ずかしい
●取り付け方がわからない
…では、1つずつ見ていきましょう。
1:娘は生理用品のサイズがわからない
生理用品って、本当にいろんな種類がありますよね。 中でも、特に迷ってしまうのがサイズです。
21cmのもの、27cmのもの… 中学生の娘にとっては、結局のところ「どう違うの?」ってなもんです。
こればかりは、ある程度長く使ってみないことには、自分に最適のサイズというのは分かりません。
まとめ買いはしない
ですので、オススメは、最も平均的な24cm前後のタイプを一番小さなパックで買っておくことです。
もしもお徳用のケースで買ってしまうと、「これじゃ短過ぎる!」となってしまった場合に使われずに余ってしまうことになります。
娘に自分で買わせるのは、高校生ぐらいになって、「自分の最適なサイズやメーカー」が完全に分かってからで十分です。
それまでは、お母さんも娘と一緒に頭を使いながら、「今回は短過ぎた?それとも、こんなに長いのはいらない?」など、娘と積極的にナプキンの会話をしてみましょう。
2:娘はタイプ別の用途がわからない
次のポイントは「用途」です。
多い日も安心、睡眠用、スポーツ用、羽つき…など、生理用品には、その用途によって様々なタイプがありますよね。
あなたの娘が、運動系の部活をやっているのか、それとも文化系なのか、ということでも選ぶべきナプキンのタイプは違ってきます。
婦人科で相談してみよう
ですので、一度婦人科の先生に、娘の部活や学校生活、出血の量などを伝え、どういうサイズの、どういう用途のものが一番良いのか、という話を聞いておくことをおすすめします。
もともとが他の人に聞きにくいテーマですので、お医者さんもちゃんとそのことを分かっていますから、親身になって教えてくれますよ!
また、前項と同様、タイプ別の用途についても、1種類のナプキンを大量に買ってしまうのは禁物です。
「少量で買うなんて、もったいない…」と感じてしまうかもしれませんが、初めのうちは最小の単位で買っておいて、娘に最適のサイズとタイプが分かってからお徳用を買うようにしましょう。
3:娘はナプキンを買うのが恥ずかしい
思春期の娘の生理用品を親が買うべき最大の理由は、「恥ずかしいから」です。
年頃の女の子にとって、「自分は今、生理である」という事実は、この上なく恥ずかしいことなんです。
おそらくあなたも、そんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。
また、「生理用品は紙袋なんだから、いいじゃないの!」…というわけにもいきません。
確かに、お店で生理用品を買うと、大抵の場合、別の紙袋に入れてくれますよね。
それでも、「店員の人は知っている」わけですから、やっぱり娘は「買いに行くこと」それ自体が恥ずかしいんです。
4:友達に見られたらもっと恥ずかしい
娘が生理用品を買うとき、「店員さんに生理中だと判ってしまうのが恥ずかしい」とは言っても、店員さんはあくまでも他人です。
問題は、近所のドラッグストアなどで友達に会ってしまうケースです。
特に、男友達や好きな男の子などが同じ店にいたら、…そこで生理用品なんて、とてもじゃないけど買えません。
異性に限らず、同性であっても、やはり中学に上がったばかりの頃は生理についてそこまでオープンな会話はしないものです。
ですので、思春期の女の子にとって、生理というのは基本的に「周りには知られたくないもの」なんです。
あなたは、このことをよく理解してあげて、生理用品はできるだけあなたが買ってきてあげるようにしましょう。
5:取り付け方が分からない
【 娘が初潮を迎えた時の対処法 】の記事でもご紹介していますが、初潮を迎えた女の子の最大の悩みは…
「ナプキンの取り付け方が分からない」ことです。
これは、「1回取り付ければ分かる」というような単純なテーマではありません。
ナプキンの形状が、長い時や短い時、その時の下着の形状などによっても、つけ外しのやり方は毎回微妙に違います。
ですので、「初潮の時にもう教えたから…」と言って、不慣れで不安な娘を放置しておくのはNGです。
母親が心配してくれたら娘は嬉しい
それに、たとえ娘がすでにナプキンのつけ外しをマスターしていたとしても、母親もフォローしてあげた方が良いです。
母親から「ちゃんとつけれる?私がつけてあげようか?」と言われたら、娘は恥ずかしい顔をしても、内心はやはり嬉しいものです。
また、こうした些細なやりとりが、母と娘との貴重な思い出になります。
ですので、ナプキンは、「お金渡してあげるから、自分で買ってきなさい!」と言って放置するのではなく…
やはり、中学の3年間くらいまでは親が買ってきてあげて、「このサイズで大丈夫だった?もうちょっと長い方がいい?」など、こまめにフォローをしてあげるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、「娘のナプキンを母親が買ってくるべき理由」と題し…
●サイズがわからない
●タイプ別の用途がわからない
●店員に見られるのが恥ずかしい
●友達に見られるのが恥ずかしい
●取り付け方がわからない
以上5つのポイントについてご紹介してきました。
母と娘というのは、親子であると同時に、同性の「友人同士」のような側面もあります。
その意味で、思春期の生理は、母と娘の絆を強める貴重な機会ですから、母親として大切にフォローしてあげてくださいね!
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