朝食抜きは太るって本当?1日2食ダイエットが体にいい理由

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朝食抜きは太るって本当?

「朝食抜きは太りやすい」という話を聞いたことはありませんか。

朝食を抜いて1日2食にする、いわゆる「1日2食ダイエット」が注目されている一方で、「朝食を抜くと太る」という説があるのもまた事実です。

一体、どちらが本当なんでしょうか?

結論を先に言うと、「朝食を抜くと太る」というのは完全にデマです。

今回は、「1日2食は太る」という説がデマであると言える理由、そして朝食を抜いた方が体に良い理由についてご紹介していきます。

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1日2食ダイエット

近年、テレビ番組などで、「朝食を食べる必要はない」というテーマが度々取り上げられ、1日2食ダイエットの効能が見直されつつあります。

1日2食の生活によって得られる最大のメリットは、「内臓を休ませられる」という点です。

私たちにとって食事、こと美味しいものを食べるのは「楽しみ」の一つですが、内臓にとって食事は「労働」です。

私たちがものを食べている間、胃や腸などは、食べ物を消化するためにひたすら活動を続けています。

これはつまり、「内臓を酷使している」ということですから、必要以上に食べるのは体にとってはむしろ害悪なんです。

胃もたれのメカニズム

そのため、前日の夜に夕食を食べ過ぎたり、夜遅くに食べたりすると、翌朝「胃がもたれる」という現象が起きます。

これは、「しばらく食べなくてもいいですよ」という内臓からのサインです。

胃もたれにより、内臓は食べ物を拒否しているのですから、本来であればこのサインに従って朝食は控えるのが理に適っています。

朝食を抜くことで、私たちの内臓は前日に食べたものをきれいに消化して、その後、活動を休めるからです。

反対に、「朝食の時間だから」というだけの理由で、普段通り朝食を食べると、内臓はいつまでも休めなくなります。

そして、内臓の疲労が蓄積されると、高血圧などの成人病や老化の原因にもなってしまうんです。

排泄ができなくなる

朝食を普段通り食べて生じるもう一つのデメリットは、体の「排泄」の働きが阻害されてしまうことです。

本来なら、前の晩に食べたものは翌朝すべてトイレで排泄されるのが理想です。

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しかし、前日の食べ物がまだ腸内に残っているにもかかわらず、無理に朝食を押し込むと、腸は前日の消化・排泄が終わっていないのに、また次の食事を消化しなければなりません。

これでは、内臓が休まる暇がないうえ、便が腸内に残り続けることになります。

朝食を抜いて、「前日の食事が全て排泄されたかどうか」をもっときちんと考える必要があります。

酵素を作り出す

また、内臓には「食べ物を消化・排泄する」という働き以外にも、人体に有益な「酵素」を作り出すという非常に重要な働きがあります。

特に、腸には人体が必要とする酵素の半分以上が住んでいますから、「腸を大切にすることが健康長寿の秘訣」と言っても過言ではありません。

そのための第一歩が、食事の量や回数を減らすことであり、朝食を抜く「1日2食」の生活なんです。

なぜデマが広まったのか

一方で、「1日2食は太る」という説もよく耳にしますよね。

この説の主な根拠は、以下の二点です。

・お相撲さんは1日2食だからあんなに太っている
・1日2食だと、1回の食事でドカ食いしてしまう

でも、私たちは、普段の生活でお相撲さんのように大量に食べるなんてことはあり得ませんよね。

お相撲さんの例を根拠に、1日2食は太るなどと言うのはさすがに無理があります。

1日2食はドカ食いする?

また、「1日2食だと、1回の食事でドカ食いをしてしまう」というのも、太る根拠としてよく挙げられますが、これはハッキリ言って人それぞれ、性格次第です。

ドカ食いをするのは、「食欲を抑えられない」という性格によるところが大きく、1日2食にしたからと言って、誰もがドカ食いをするわけではありません。

1日2食でも、1回の食事の量を制限することは十分可能です。

先述のように、内臓を休める生活をしばらく続ければ、「もうこれ以上は食べなくてもよい」というラインが自分で分かってきますから、食事の量は自然と抑えられていきます。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、1日2食生活のメリットとして…

・内臓を休ませられる

・排泄を十分に行なって、体の老廃物を毎朝きちんと外へ出せる

・食事の量が制限されて、摂取カロリーを抑えられる

以上のメリットについてご紹介してきました。

実際のところ、「1日2食だと太る」という理論には何も根拠がありません。

むしろ、良いことずくめですから、ぜひ、朝食抜きの1日2食ダイエットにトライしてみてはいかがでしょうか。

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