知ってた?カバンやハンドバッグをテーブルに置くのはマナー違反!
ハンドバックやリュックサックなどのカバン類を飲食店のテーブルの上に置くのは、実は「マナー違反」だということをご存知でしたか?
たとえば、ファーストフードなどに行くと、よく学生がテーブルの上に通学カバンを置いているのを見かけますが、これはまさしくマナー違反です。
そこで今回は、なぜテーブルの上にカバンを置くのがマナー違反にあたるのか、その理由とカバンの正しい置き方についてご紹介していきます。
テーブルにカバンを置いてはいけない理由
なぜ、テーブルの上にカバンを置いてはいけないのか。理由はたった一つです。
それは、カバンは基本的に「地面に置くもの」なので、不衛生だからです。
地面に直接触れる
例えば、学生が駅での待ち時間に通学カバンを直接地面に置くことってよくありますよね。
他にも、街角でサラリーマンが地面にカバンを置いているのも比較的よく見かける光景です。
こうなると、カバンは「地面に直接触れるもの」ってことになりますから、概念的には「靴と同じ」という扱いなんです。
つまり、食卓や飲食店のテーブルの上に「カバンを置く」のは「靴を置く」のと同じこと。
これは明確にマナー違反で、嫌がる人は本当に嫌がります。
ひょっとしたらあなたも、飲食店で何気なくテーブルの上にカバンを置いたとき、友人や周囲の人たちに「嫌がられていた」可能性があります。
ハンドバックもNG?
通学カバンや仕事用のカバンだけではなく、女性が持っているハンドバッグも同様です。
ハンドバッグも、飲食店などでテーブルの上に置いたりするのはNGです。
なぜなら女性にとって、ハンドバッグというものは「トイレ」の中にも持ち込むものだからです。
極端な話、「トイレで用を足している間にも触っているもの」ってことですから、ハンドバックをテーブルに置くのも完全にマナー違反になります。
カバンの置き場所は?
そのため、飲食店に入った際はカバンの置き場所に気をつけ、「テーブル以外」の場所に置くよう心がけなければなりません。
大きく分けて、次の三種類の置き方があります。
1.床に置く
通学カバンや通勤カバン、大きめのリュックサックなど、「普段から床に置いているもの」に関しては、なるべく床に置くようにしましょう。
2.膝の上に置く
ハンドバックや、小さめのカバンなら膝の上に置いておきましょう。
また、ハンドバッグを開ける際も、テーブルの上に出して広げるのではなく、できればそのまま膝の上で開け閉めをするようにしたいものです。
3.背中と背もたれの間
では、「ハンドバッグほど小さくはないが、膝の上だとはみ出てしまう」くらいのサイズのカバンはどこに置けば良いのでしょうか。
例えば、トートバッグや小さめのデイパックなどです。
こうした中サイズのカバンは、椅子の背もたれと背中の間に置いておきます。
しかし、もしも椅子に置いて、「カバンに厚みがあって座るところがなくなる」というなら床に置いても構いません。
いずれにせよ、テーブルの上に置くのはNGです。
他人の家でも…
同様の理由で、他人の家に招待された時も、「カバンをところ構わず置いてしまう」のはマナー違反です。
基本的に、人の家で椅子を出された場合は、椅子の上に置いておきましょう。
椅子がない場合は、家の人に「すいません、カバンはどこに置いておけばよいですか?」と質問しましょう。
こうすれば、カバンを無造作に置くことを予防できますし、「カバンは汚いものだから、気を使ってくれている」というあなたの気持ちも相手に伝わって印象が良くなります。
ベッドの上はNG
ある程度仲の良い友人の場合、部屋へ直接招かれるケースもありますよね。
そんなとき、カバンをあろうことか友人のベッドの上に、無造作に置いてしまう人がいますが、これはもう完全にマナー違反です。
友人にしてみれば、「そんなに汚いものを私のベッドに置くの?」と感じるでしょうし、これはすなわち、「ベッドの上に突然『靴』を置かれたようなもの」だからです。
これは、嫌がる人も多いので、他人の部屋に入る際はくれぐれも気をつけるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、「カバンの置き方」のマナーについてご紹介してきました。
最も重要なポイントは、カバンは「地面に直接置くもので、靴と同じ」ということです。
そのため、「カバンを他人のベッドに置く」なんていうのは、完全にマナー違反です。
カバンを置く際のルールとしては…
1.
普段地面に置いているカバンは地面に置く
2.
ハンドバッグや巾着袋など小さめのカバンは膝の上に置く
3.
中サイズのカバンは椅子の背もたれと背中の間に置く
などがあります。
判断しかねるときは、家の人に直接「カバンはどこに置けばよいですか」と聞くようにしましょう。
Your Message