消費期限と賞味期限の違いをちゃんと理解して無駄を減らそう!

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消費期限,賞味期限

食品の包装やラベルには色々と表示されていますが、その中で最も目につくのは期限を示す日付表示ですよね?
もちろん、アレルギー表示が何より大事な人もいれば、カロリーが一番気になる人もいるでしょうが、やっぱり最初に目が行くのは日付でしょう。
ところが、その意味を正しく理解しないまま食品を利用している人って、実はとっても多いんです。
今日は表示で知る食品保存がテーマです。

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期限の日付表示で知っておきたいこと

後述する一部の例外を除いて、ほとんどの食品の容器や包装・ラベルには日付が表示されています。
記載されている日付は、「消費期限」or「賞味期限」の二種類の内のどちらか。

で、この「消費期限」と「賞味期限」ですが、似ていますよね?
でも、その示す意味は全然違うのです。
ところがゴッチャになっている人が案外多いので、ここで整理しておきましょう。

簡単に言うと・・・

・消費期限は食べても安全な期限
・賞味期限は美味しく食べられる期限

これでもまだ似ている気がするでしょうが、消費期限の「食べても安全な期限」とは、その日を過ぎると極端な話が、お腹をこわして痛くなるかもしれませんよ、最悪食中毒の恐れもありますよ、ということです。
このように聞くと、消費期限は守らないとやべぇな… って思いますよね。

それに対して賞味期限の「美味しく食べられる期限」というのは、その日を過ぎたからといって即ち食べられなくなるのではなく、美味しくいただけるかどうかはわかりませんよ、的な意味なので、腐っちゃうわけではありません。
そこはそれ、五感で感じ取り、ご自身の勘を働かせて、風味に異常がなければ(自己責任で)食べても特段問題ないということです。

表示された期限は未開封で正しい保存が前提

ただし、注意しなくちゃいけないのが、それらはいずれも未開封(開封してない状態)で、正しい保存方法の元で保存されていた場合に限られるということ。
一回開けちゃったら、もう消費期限も賞味期限もなく、その時点から劣化が始まるものと心得、生ものと同じ感覚で考えるべきです。
なるべく早く食べきるようにしましょう。

ところで、この「消費期限」と「賞味期限」ですが、食品事業者が期限を表示するには、勘や経験ではなく科学的な根拠に基づかなければいけない決まりになっています。
製品により材料や製造工程等が異なりますが、それらを総合的に鑑み、細菌数や酸化の程度・進み具合、色やにおいの変化、おいしさなどについて、保存中にどのように変化していくかを調べると、安全性や品質の保たれる期間が算出できます。
算出された期間にゆとりを持たせ、その8掛け程度が妥当といわれる「安全係数」を掛けて、「消費期限」「賞味期限」は設定されます。

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期限は年・月・日で表示されるのが普通ですが、 3ヶ月以上品質が保たれる場合は、年・月で表示することが許されています。(が、年月日で表示されているものも多いようです)
また、品質の劣化が極めて少ない食品、例えば砂糖や食塩などは期限表示の省略が認められています。
他にも省略が認められている食品がありますが、自主的に表示しているものも少なくないようです。

日付以外に保存方法の表示もチェックしよう

期限表示には細心の注意をはらう人でも、保存方法の表示はあまり注意深く見ていないケースが多いようです。

しかし、食品の日持ちは保存方法が誤っていると、いくら期限が記されていてもその通りにはいきません。
消費期限にしても賞味期限にしても正しい保存方法に基づく期限だということを覚えておきましょう。
表示された保存方法どおりに扱わないと、いくら期限が未到来といえども、品質が劣化することは十分に考えられます。

例えば、冷蔵販売の食肉や魚介類は「4℃以下で保存」と表示されていることが多いです。
これを要冷蔵(10℃以下)の温度で保存すると、日持ちは半分程度に短くなります。生ものですから特に注意が必要ですね。

また、常温保存の食品には保存方法が特に表示されていないことがあります。

まぁ、こういった食品はだいたい日持ちするものが多く、特段記さなくても分かるだろう?みたいなものがほとんどですが、そのように表示がない場合は基本的に冷暗所に保管しておけば問題ないでしょう。
冷暗所とは、室内で比較的温度が低く保たれていて、光が届きにくいところを指します。且つ湿気がこもらないところの方がよいでしょう。

ちなみに、JIS(日本工業規格)では「常温」を5~35℃の範囲と規定しています。
ずいぶんと幅が広いですが、なんとなく10℃以下ならともかくも、35℃とかいったら何だか傷みそうな気がしてしまいます。

ということで、常温保存のものでも、やはり冷暗所に置いておくのが安全で劣化もせず、長持ちしそうに思えます。

まとめ

「消費期限」と「賞味期限」の算出の仕方は先述しましたが、食品の保存性を高める技術などは、その事業者によって異なります。
ということは、期限設定に用いる安全係数にしても、その食品事業者の考え方や販売戦略により異なるわけです。
もっとも、これも先述しましたが、期限の表示は勘や経験ではなく、科学的な根拠がその礎になっているのは言うまでもありません。

とは言え、そこそこファジーだということです。

また、製造前の原材料の鮮度や品質、製造後の流通過程や保管状況、家庭での扱いによっても品質は変わってしまいます。
ということは、わずかな日付の違いで鮮度がとんでもなく大きく変わるとは限らないと思いませんか?

そもそも、書いてある日付を過ぎて、翌日の午前0時になったからといって、その途端に腐り始めるなんてことはないわけで、またその瞬間から、突然風味や味が落ちるなんてこともないわけです。

表示された日付を過ぎたからといって問答無用で廃棄する人もいますが、日付は計画的に食品を消費するための目安に利用し、無駄にしている食品を少しでも減らせたらいいと思うのは私だけでしょうか。

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