オーガニックとは?オーガニック商品や赤ちゃんに期待する効果

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オーガニック

オーガニックという言葉をよく耳にしますよね?
最近では何にでも「オーガニック」がついていて、身近なものだとオーガニックコーヒーや紅茶なんかがあります。
また、赤ちゃんにもオーガニックがいいなんて話も聞きます。

そんな風に、たしかによく聞くオーガニックですが、誰かに具体的に説明できるほど理解しているでしょうか?
私もイマイチ分からないので、今日はオーガニックを極めてみましょう。

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そもそもオーガニックって何?

最近は何にでもオーガニックという言葉がついていますが、オーガニックとはそもそも何のことなのでしょう?

オーガニックとは「有機」という意味で、農薬や化学肥料を使わずの有機肥料を使って生産した農産物のことです。
有機肥料というのは緑肥や堆肥、魚肥などの動植物質を肥料にしたものです。
(他にもありますが書かないでおきます)

オーガニックと聞くと体に良いというイメージがあると思いますが、体に良いだけでなく、オーガニックが広がることで人や動植物、微生物まで、全ての生命に平穏で健全な自然環境や社会環境が実現する…。
と、そのようにIFOAM(国際有機農業運動連盟)が掲げています。
まぁ自然の産物で自然にやさしくといったところでしょうか。

ところで、オーガニックの商品は割高というイメージがありますよね?
実際、生産にかかるコストが高いので普通の商品と比べると少し割高です。

でも、体のことを考えると断然オーガニック商品の方が安全で、また実際にオーガニック食品を口にした人からは「美味しい」という言葉が出ます。
オーガニック食品は自然に近い味がして、1度口にすれば普段食べているものとの違いが一目瞭然です。

少々割高でも美味しくて安全なものを選ぶか安さを重視するか、考え方の違いによってオーガニック商品を選ぶかどうかが変わってきます。

オーガニックコーヒーや紅茶について

オーガニック商品は今やたくさん販売されていますが、身近なものとしてはコーヒーや紅茶があります。

どんなものなのかというと…

・オーガニックコーヒー
普通のコーヒー豆と何ら違いはないのですが、育て方に違いがあります。
農薬や化学肥料を使わずに栽培したコーヒーがオーガニックコーヒーです。

・オーガニック紅茶
オーガニックコーヒーと同じで、農薬や化学肥料を使わずに栽培した茶葉を使っている紅茶です。

このように、栽培の時に農薬が化学肥料を使わっていないコーヒーや紅茶のことを指します。

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その他、野菜や米、果実、キノコ類、醤油、こんにゃく、飲み物で言えば緑茶や牛乳、他にソースやマーガリンなどの調味料、甘栗やチョコレート、羊羹などのお菓子類など、あらゆる食品の中にたくさんのオーガニック商品が存在します。
また、食品以外にもシャンプーやリンス、化粧品など、今やオーガニック商品は数え切れないほど世の中に出回っています。

ただ、気を付けたいのが、全てが全て100%オーガニックではないということ。
オーガニックは体に良いというイメージがあり、オーガニックという名が付くとつい良さそうに思いがちですが、JAS認定されていなくても広告には「オーガニック」と表記してOKだったりします。

有機野菜と謳われていても、JSAが認定している31種類の農薬は使用しても大丈夫なことになっているし、化粧品の場合、成分の内1種類でもオーガニック成分が使われていれば「オーガニックコスメ」と呼ぶことができてしまいます。
たとえオーガニックと謳われていても、本当にオーガニック商品なのか気をつけて購入しないとだめですね。

赤ちゃんにもオーガニックは良い?

オーガニック商品が体に良いということは、もちろん生まれたての赤ちゃんにも良いはず!
ということで、オーガニックコットンで作られたベビー用品が注目されています。

オーガニックコットンは別名「有機栽培綿」と呼ばれ、化学薬剤や農薬を一切使わない畑で栽培された綿花を使用しています。
加工工程でももちろん化学薬剤を一切使わずに製品化されるので、原料から生産工程まで全てオーガニックといえます。

そんなオーガニックコットンで作られた製品は、肌が敏感な人にオススメで、アトピー性皮膚炎や乾燥肌などの人が使用すれば肌への刺激が少なくて済みます。
だとすれば、生まれたてでまだ免疫力も弱い赤ちゃんにもうってつけなのでは?
その通り、肌に優しいオーガニックコットンは生まれたての柔らかい赤ちゃんの敏感な肌も優しく包んでくれるんです。

とは言え、そんなすぐれもののオーガニックコットンにも以下のような短所はあります。

・コストが高い
生産段階、加工段階で普通の製品を作るよりも手間がかかる他、機械を使った大量生産もできないことからどうしてもコストが高くなってしまいます。
 
・カラーやデザインが制約される
漂白剤や化学染料を使用せずに作られるため、どうしてもカラーやデザインが制約されてしまいます。

・洗濯が特殊
普通に洗濯すると縮みやゆがみ、色むらができてしまう(恐れがある)ので、他の普通の洗濯物と一緒に洗濯することができません。
必ず綿100%の取り扱い方をするようにしましょう。

まぁ、短所といっても敏感な肌のことを考えると、短所というほどのことでもなさそうですね。

まとめ

オーガニックと聞くととても体に良いように思われがちですが、オーガニック商品の全部がそうという訳ではないので購入の際には注意が必要です。
また、オーガニックコットンは赤ちゃんだけでなく敏感肌の人にも優しい製品ですが、長く使うためには取り扱いに十分注意しましょう。

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